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切り抜き詳細
発行日時
2016-3-8 11:10
見出し
木材が反る理由?
リンクURL
http://blog.ogimoku.jp/?eid=1580450
記事詳細
木材が変形するのは、水分が抜けることにより起こる現象と前回書きました。
今回は、もう少し詳しく書いていきます。
木材の中に、どれくらいの水分が含まれているかを
含水率(がんすいりつ)
で表します。
含水率とは、木材に含まれる水分の量を%で表したもので、含水率計で調べることにより
木材の乾燥状態を知ることが出来ます。
含水率計
そして、木材には2種類の水分があります。
それが、
自由水
と
結合水
です。
自由水とは、木材の中を
自由に移動できる水
で
結合水とは、木材を構成している
分子と結びついている水
です。
文字にすると、かなりややこしく感じますね
例えで言うと、
スポンジに水を含ませた状態
を想像してください。
ぎゅっと絞った時に出てくる水が自由水で、スポンジを構成している分子と
結びついている水が結合水です。
続いて乾燥のメカニズムですが、木材が乾燥する時
最初に自由水が抜けてから結合水が抜けて
いきます。
自由水が完全に抜けた状態を
繊維飽和点(せんいほうわてん
)と言い
含水率は、
約30%
です。
含水率が30%くらいだと木材もかなり軽くなり乾いたように感じます。
しかし!!
含水率が30%くらいの木材で施工すると、反り・曲がりの可能性は高いです。
なぜなら、
木材の変形は結合水が抜けることにより起こる
ので
含水率が30%くらいから、木材の変形が起こります。
逆に言うと、自由水が抜けている時は変形は起こりません。
(続きます)