家づくりに関わった大工が、誠実な素材でその家に似合う家具を作る。
家と一緒に長く愛着をもって使ってもらいたい。
そんな活動に、KOTOSも取り組んでいきます。その活動が「わざわ座」です。わざわ座とは、職人が手仕事でつくる道具を、デザイナーが計画して、工務店が顔の見える関係を結んだ住み手に手渡す。このプロセスを「誠実に」行っていこうとするものです。まずは大工が家具を作る「大工の手」から活動が始まっています。
「わざわ座」http://wazawaza.or.jp/
大工は、技術を生かす環境が極端に減ってきていますが、身近な家具をつくることで、その技を活かして誇りを生む仕事にしてほしい。また、その技術を伝えていく、そんな想いも「大工の手」の目的の一つです。
KOTOSの家づくりに関わる大工職も靴箱、食器棚など造作家具も作っていますが、置き家具と呼ばれる机や、椅子などもその家に似合うものを作りたいと思い、この活動に参加しています。
ですがそれ以上に手仕事の良さを広めていきたいとする思いに、共感しました。
現在、KOTOSでは数点の「大工の手」を制作中です。
弊社モデルハウス、事務所などに展示して、実際に触れて頂ける機会を設ける予定です。
ホソミ
写真撮影の合間のオフショット。大工サカグチが20年近く大切に使っている大工道具です。
実物は手入れがきちんとされていて、本当に輝いて見えます。私も見習わねばいけません。