現在、二つのお寺の改修と改築の工事をさせていただいております。
こちらの浄土真宗の教念寺様は天井を格天井にする工事です。これまでの天井を撤去したところ、昔の棟札が出てきたようです。この札には、最初のお寺の新築は天正十七年と書かれてありました。なんと!秀吉と淀君の時代です。
大工の鉋かけの技術が光ります。
さてこちらは、昔ながらの石場建ての伝統構法で改築されます浄土真宗の長命寺様のお寺です。現在基礎工事と石垣積みの工事をやっています。石場建ての本堂は京都の宮大工集団の工務店さんが担当します。
コンクリート基礎に礎石を固定し巻き込みます。上棟が楽しみですね。
さて野面積みによる石垣工事も並行して行っています。角の部分には大きな延石を三等分ぐらいに割りはめ込んでいます。こちらも職人技が光ります。