CLTの実大実験を見てきました。
5階建てと3階建て、2棟の実大試験をされています。
私が見に行ったときは、5階建てが試験終わって解体中で、3階建ての試験を
見ることができました。
3階建ての試験体です。
3階建ての試験体には、大判のCLTが使われており、開口部は「切り抜き」で
製作されており、「柱」部分と、「腰壁・垂れ壁」とは、連続した一体もので
ラミナ方向が通っています。
5階建ての試験体です。解体中で、4階と5階はすでに取り払われています。
5階建ての試験体は、「柱」部分と、「腰壁・垂れ壁」とは、金物で接合されて
います。あえて、ラミナを直行にして製作されており、一体でないことが
よくわかりま。
CLTについては、その構造強度や経済性について、いろいろと議論がなされて
います。今のところ「期待」が大きく将来性がありそうですが、しばらくは「様子見」
じゃないでしょうか?