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栗をたくさんとか
3種類のぶどうとか
頂き物のお返しをしたくて
栗のパウンドケーキを焼いた
買ってきたケーキみたいに
おいしくてびっくり
レシピを見て作りながら
バターと砂糖の量にもびっくり
おばあちゃん達が喜んでくれて
心がほっこり
そしてまた栗が冷蔵庫にどっさり
山の中は今 小さな花盛り
こないだうさぎの頭が落ちていた場所にも
たくさんの花が咲いた
なんか良いな
老眼が進んできた感じがするけど
眼鏡に頼らないでどこまでいけるか
やってみている
見えてるよって
脳をダマし続けてみる
朝陽は降り注ぐけど
木陰だらけで
一ヶ所にお日様が当たるのは
3時間が良いところ
夏が過ぎると物干し場に
陽が当たりだすのが10時半
13時にはもう陰ってるので
2時間半といったところ
場所を変えたいと思っても
平らな地面も日向も
限られているのが山の中
梅雨が終わって
気持ち良く洗濯物が乾くと思っていたら
これからまた全然乾かない季節がやってくる
真冬は水道も凍ってしまうので
まずは水が出るのを待つ
家の外に洗濯機があるので
お湯も出ないしすっごく寒い
それでもここに住んでいたいと思う
鎌倉にいた時は
一般的なことがあまりにも便利で
もうあんな大変な生活には戻れないな。。
と思っていたのに
久しぶりの冬が近づいている
どんだけ寒いんだったっけな
真冬の洗濯 どうしてたんだっけ
みんな忘れてしまったから
大変な生活 また一からやってみよう
お月さんを待たずに
お団子作って食べた
栗のあんこを
たっぷり乗せて
毎日栗を剥くのが日課
どんなに楽しようとしても
どうやっても大変な栗剥きだけど
毎日のんびり暮らしていると
大変さより
それをしていられる心地良さがまさってくる
これからしていく選択は
全部そんな暮らしを続けていくことに
繋がっていく選択
期待も心配もしないで
ただ選択するのみ
足元に赤いもみじの葉
見上げてみると
まさに紅葉の始まりが
9月半ばにニンニクを蒔いたら良いよと
教えてもらったのに
はっと気がついたら
10月に滑り込んでいた
急いで薄皮をむいて
ニンニクを一片ずつ地面に埋める
オクラももう終わりかなあ
と引っこ抜く
トマトはまだたくさん実がなってるから
諦められないなあ。。
10月でも赤くなってくれるかな
フワフワの種達は
地面に降りたかったのに
蜘蛛の巣にひっかかってしまって
こんなはずじゃなかった!と
今は思ってるかもしれないけど
それは種のせいじゃないから
自分を責める必要はないし
まだ諦めるのは早い
いつか望んでる場所へ
降り立てるかもしれない
今は望み通りじゃなくても
そこはまだ道の途中かもしれない
まだインドから帰ってこれない友達は
そんな風に私を励ましてくれたことがある
帰ってこれない友達を
励ますべきは私の方かもしれないのに
いつも気丈に今を受け入れている
かといって 願わくば帰ってきたいそう
インドの食事のせいか
丸々してきて気が気でないよう
でも 周りのインド人達の方が丸々なので
あまり目立たないけど と
元気そうで平和そうで何より
でも早く帰ってこれますように
夕陽が見えない山の中
雲に映るピンクを楽しむ
色は楽しい
ピンクにも心ときめくバリエーションが
グラデーションして エモーショナルで
ほっぺたも夕陽もなでしこの花も
きっと遥か昔から
私達を和ませてくれた
何かをかわいいと思うことのきっかけと
幸せに気づかせてくれるのは
自然の中にあるピンクのなせる技
今日は朝から栗な一日
大福名人の栗大福をおいしく食べて
新居で栗拾いして
お隣さんにも山ほど栗をいただいて
小学校の時の演劇で
猿蟹合戦の栗の役をやらされたし
高校生の頃も顔がまんまるで
栗みたいだとからかわれた
にじみ出る栗好きなので
丹波篠山に住むことになるのも納得だ
せっかくだから 栗を使って
何かできたら楽しいな
ひとまず今 5キロはある栗で
いろいろおいしいものを作ってみよう
山の斜面から湧き出して
流れ落ちる水
いつだって落ちていく
重力はなんだって地面に引っ張りつける
抵抗する力が抜けたら
誰だって地面にペタンと貼り付けられる
抵抗して昇っていこうとするのは
きっとすごく大事なことなのかもしれないけど
毎日夜になったら
床にペタンと張り付いて眠るように
たまには落ちていってみるのも
そんなに悪いことではないんじゃないの
落ちても必ず地面がある
地球の上で生きてるんだもの
地面を掘ってまで
地中に潜るまで落ちるのは
かえって疲れるから
そこまでする前に
また昇ってみようと自然と思うでしょう
きっと理科の実験みたいな感じなのかな
こういうのは遠くから見ているのが得意
輪に入るのは苦手 笑
なので畑を耕していた
そのうち雨が降ってきて
ワークショップが終わった頃に家に戻ると
子供を迎えに来たお母さんが
虹が出ていたと教えてくれた
最後まで賑やかな会だったようで
みんな笑顔で
輪に入らなくても心地良かった
帰り際に先生とお話ししていたら
短い時間だったけど意気投合し
先生の本をプレゼントしてくれた
輪に入らなくても
私は私で良いんだなと思わせてくれた
お客さんが来たり 電話がかかってくる
ひとりでゆっくり楽しもう
さあ食べよう!という時に
出かけてたケンチャンが帰ってくる
気のせいかとも思うけど
けっこう頻繁にそれが起こるので
不思議になってくる
もはや不思議を通り越して
ご勘弁の領域
唯一の楽しみ 食べることに
没頭させてほしい
これって楽しみにし過ぎなのかしら
台所にいたと思ったら
今は私の部屋にいるのもやめてほしい
ヤモリなのかイモリなのか
わからないけれど
腰痛が良くなったケンチャンは
毎日草刈りをしてくれている
バリバリバリと破裂音を立てて
排気量もすごいらしい重たい草刈り機で
今となっては新居と山の家を合わせた
二軒分の広範囲を
少しずつだけど持ち前の完璧主義で
見事サッパリと刈り上げていく
新居には山も田んぼも畑もあるので
まずは栗が落ちたら拾えるようにと
山の斜面の栗の木の下を刈るよう
地主さんからの指示でバリバリ
そのあとは田んぼ
田んぼは田んぼのみならず
田んぼをぐるりと囲む法面まで刈るのだから
丸一日かかってしまう
村人のそれぞれの土地の境界は曖昧で
なぜかとても複雑に区切られている
必ずしも家の周りが自分の土地ではない
みんな家から車で出かけて
田んぼや畑をやっていたりする
そしてみんなしっかりその境界に従って
各自草刈りをがんばっている
年に3、4回は刈らないと
ボーボーのジャングルになって
マムシとか危険な生き物の住処になるから
がんばる選択しか今のところない
大変なことだけど
村の人達を見ていると
草刈りさえちゃんとしてたら
穏やかに暮らせるんじゃないかと思えてくる
特別なことをしなくても
草刈りをちゃんとしていたら
幸せに生きていけるような気がなぜかする
ケンチャンは毎日
徳を積んでいるような気がする
お彼岸におはぎをお供え
形だけだけど
やることやった感を味わえて
なんだか満足
しかし
村のお母さんのおはぎは
ふんわりしてておいしかったな
私のは私のらしく
ぎゅっとしてる。。。
次こそはふんわりおはぎを作りたい
最高級のもち米も注文したし
次こそは
やっぱり風情より食欲が勝る秋
ちょうどお彼岸に咲いた彼岸花
うちは一輪しか咲いていないけれど
数日前に草取りしてた場所なのに
蕾があったことに
全く気がつかなかったな
ほんとうは一輪ではなくて
たくさん生えてたのに
抜いてしまっていたりして
車で走っていても
数日前には見なかったのに
突如たくさん咲いている
彼岸花が咲いてるのだから
お彼岸なのだな と思っていたら
村のお母さんが
手作りおはぎを届けに来てくれた
塩が効いてておいしいおはぎ
いつもお彼岸を知らせてくれる
お母さんのおはぎで
お彼岸を感じるのみの我が人生だったけど
うちはどうやら父の初彼岸のようなので
自分でもおはぎを作ってお供えしてみようかな
おいしかった塩の効いたおはぎを
おなかいっぱい食べたいという
願望ゆえにとも言えるけど
父と母の分も
しっかり食べるよ
山はすっかり秋になり
朝晩冷え込んで寒い
6時半にはもう暗くなるので
冬至はいつだったっけと調べてみると
12月21日だそうで
まだまだ当分先だ
これじゃあ 来月にはもう
5時半には暗くなって
11月で4時半
そうしたら12月なんて
3時半には日が沈んでしまうんじゃないか
そんな心配をしてみたりするほど
山の毎日は穏やかに過ぎ去っていく
毎年秋が来るのに
いつもどうだったかなんてことも
すっかり忘れてしまう
それは山うんぬんではなく
ぼんやりし過ぎてるだけかな
おじいちゃんおばあちゃんが好きだってことは
おじいちゃんおばあちゃんに囲まれてみるまで
知らなかったこと
好き好んで囲まれたわけでもなく
偶然そんな環境に身を置くことになった
そういう偶然が自分を導いてくれることもある
だから深く考えず身を置いてみるのも良い
想像もしてなかった自分を
見ることになるかもしれない
思ってる以上に
しっくりくるかもしれない
鹿は網に引っかかって
身動きが取れなくなると
ジタバタして体力を消耗して
しばらくしたら疲れて死んでしまう
たくさんジタバタして
筋肉が硬くなってしまうので
網にかかった鹿は
犬用のジャーキーにされるそう
うちの網に引っかかってしまった鹿を
取りに来てくれた猟師の友達が
教えてくれた
たった10時間やそこら
ジタバタしたら死んでしまう
弱い弱い動物
鹿は柵をしてたら
畑を荒らしたりしないし
山にいてくれると寂しくないし
もう網に引っかからないでほしい
なんだかとても切ないから
山の家の地主さんは
伊丹から週末だけやってきて
お米を作っている
いつもひとりで作業しているけど
これと田んぼもう一枚分
全部ひとりで刈って干したのだろうか
案山子もちょっとは
手伝ってくれたのだろうか
村の天才料理人夫婦も
今年 初田んぼで初収穫
天日干ししているそうなので
明日からずっと晴れて
カラッと乾いてくれるように
私も祈るような気持ち
3年前に一度 村の仲良し夫婦の
やっぱり初田んぼの初収穫で
田植えと稲刈りを手伝ったことがあった
仲良し夫婦が脱穀も手作業でがんばって
みんなで塩むすびを食べるのを
楽しみにしていたところで
私の両親が病気で倒れ
急遽実家に戻ることになった
そうしたらそのお米を
みんなで食べずに
ほぼそっくりそのまま私の実家に
送ってくれた
その時はほぼ全部だなんて
知りも思いもしなかった
そのことは
山の家に帰ってきてから
聞かせてもらった
きっと私はこれから
毎年この時期になると
そのことを思い出して
いろんな気持ちで
胸がいっぱいになるのだろうな
アメリカの名作を読み終わった
感想文はろくすっぽ書けなかった
小学生の頃の印象
今もあんまり変わらない
きっと感じた想いが言葉になるまでに
宿題の期限より時間がかかるんだ
次は友達が貸してくれた漫画
25巻もある
ちょうど良く雨が降ってきた
自分の目で見る景色より
窓を通して見る景色とか
ガラスに映る景色の方が
きれいに見える時もある
誰かに教えてもらったら
そのきれいさに気付けたり
その人のフィルターを通して
自分だけでは見えてなかったものが
見えてきたりする
きっと自分の目で見たものや
感じたことだけを信じられないのは
そういう楽しさも
知ってしまったからかも
余計なものを写し込んで
伝わりにくくしてしまうのも
自分だしね 笑
いつもあいまいで
ビミョーでいることも
実は才能なんじゃないか