起業する人、最近起業したした人に対する「先輩起業者として」話しました。
何人かの方に聞きたかったとのお声をいただきましたので忘れないための原稿(要旨)を書いてましたのでここで公表させていただきます。
何かの参考にしていただければと思います。
ただ、この原稿は話すのに忘れないようにまとめただけのものでで
話した内容は以下の原稿とはかなり違うことも多くありましたのでご留意ください。
起業していいか?悪いか?そんな事わからない?
1、現状から逃げて行う起業は失敗する。
自分に合わない仕事なのか?環境なのか?何をしたいのか?
上司と合わないから辞めて起業する???これはダメ
2、起業の目的をはっきり持つ
①生き甲斐起業か ②生活のためか ③自分を活かすためか
趣味が高じてそば屋をはじめました。????
そば屋を始めたら目的達成!????
私の場合は社会に顔を出し、人と繋がり、地域社会に繋がることで会社人間からの脱却し人生を豊かにするための道具としてそば屋を始めた。
3、その起業は成功するか?
殆どの起業は失敗することが多い。
原因は
①ニーズが無い
②知識が無い
③独自性が無い
④お金が無い
にも関わらず、自分の願望だけで始めるからだ
私はそばを食べ歩く人が多く、更にそのことで自分をリフレッシュしている人が多いことを自分が食べ歩きして分かりそのニーズがあることを知った。
3、サラリーマン気質では起業は出来ない。
①時間で働かない②起業のための知識を得るためがむしゃらに勉強やら研究やらに取組む③人と違った、あるいは他の人にはない独自性を身に付ける。
4、なんでも取り組む姿勢が大事だ。
自分の苦手なことにも取組んで盲点を少なくする。
欠点オペレーターから万能オペレーターへ
5、得意なことを伸ばす
苦手な事の克服も大事だが、もっと大事なのは自分の利点、得意なことを伸ばし大きな武器にする。
6、独自性、優位性を持つ
人と同じことをするな?
私の場合は全く人と違うそば打ちを編み出したり、メニューも独自性を持つよう努力している
7、尻すぼみにならない経営、マンネリにならない工夫
年々顧客が増えていくには
常にチャレンジ!同じことをしない気持ち、心がけ
又、行きたくなるそば屋とは?
そばが美味いだけではお客は来ない、お客が来るのはそば屋を食べにくる。
その為に常に新しいメニューの開発やその他の魅力を作り上げていく。
2階にギャラリーを作ったのもその一つ
そば屋を食べに来るというのは
①ロケーション②そば屋の亭主③スタッフの対応、③そば屋の変化(活気)などが影響してきます。
8、人を使う
人に使われるのは簡単だが、人を使うのが一番難しい。
ただ、起業したことを大きくしていくには自分だけでは難しい。
効率的な使い方と非効率的な使い方の組み合わせ。
自分がもう一人いたらナンボ力になるか!便利か!といつも思う。
人が嫌がることや、キチンと最後までチェックできることが信用にもつながる。
(例えば便所掃除は自分がやる等)
9、結婚相手
もう一人の自分までとはいかないが、可能性としては大分あるし、更に自分に足りないものを補ってくれることまで期待できるが?
まったくその逆な作用にハタラク結婚相手もいる。
起業するにはその辺を見極めて相手を選ぶ。
10、柔軟性
起業に関し、常に環境や状況が変わってくるのでそれに対し柔軟性が必要である。例えば店のスタッフの顔ぶれ、他店の状態、社会状況、等など
11、結果を出す。
大きな目標を持ち、その目標に向かって取りあえずの目標を作りそれを達成していく、その繰り返しで大きな目標に近づく。
ひとつの結果を出していくとその効果で次の目標に近づきやすくなる。
その結果を出すためには全力で頑張る!
最後に起業していいか?良いか?悪いか?
その答えは自分にその素質があるか?どうか?です。それを見極める必要があります。
素質の中には努力もありますが、楽しく努力できるか?です。