今日蛇口の部品取替えたが、ふとなぜ蛇口?と疑問がでてきました。
昔、共同栓の蛇口はイギリスからの輸入品で、ほとんどのものにヨーロッパの水の守護神である「ライオン」のレリーフがついていました。今でも健康ランドやホテル・旅館の大浴場で見られますよね。つまり、もともとはライオンの口から水が出るのが一般的だったそうです。
その蛇口がが徐々に国産化されていく過程で、ヨーロッパの影響からの「ライオン」が、中国や日本の水の守護神である「龍」の形に変わってきました。
そして「龍口」がいつしか「蛇口」と呼ばれるようになり、「蛇体鉄柱式共用栓」が正式な名称となりました。
架空の動物の竜の元になった生き物が「蛇」であるため、日本になじみがある身近な「蛇」の名称が使われるようになったようです。
なるほど