おはようございます。西山酒造場、元蔵人の三井です(ё)ノ
実は、
西山酒造場では今週、大吟醸の仕込み真っ最中なのです。
例年1月にしている大吟醸仕込みなのですが、今年は1ヶ月ほど前倒して12月の仕込みです。
(まぁ、来月もまた仕込みはしますが)
そこで、今朝は少しだけ早起きして仕込みの様子を写真に撮ってきました。
ダイジェストで写真を載っけるのでみんなで見ましょう。
少しでもお酒造ってる感を感じてもらえるかと思います。
朝の7時、西山酒造場の「天鼓蔵(てんこぐら)」に行くと、入ってすぐにある釜場で元気よく米が蒸されていました。
今日動いている釜は2つ。
片方には麹にするためのお米が、もう片方にはタンクに放り込まれるお米が蒸してあります。
まずは麹にするお米を釜から出して、
外気を入れた部屋の中で冷まします。
均等に冷えるようにひっくり返しつつ温度を測りながら冷ましていきます。
ちなみにこのお米を広げる作業、アツアツのお米を素手で広げるのでアツい!
寒い部屋の中が湯気で一杯になっていきます。
このお米はこの後、麹室(こうじむろ)という部屋に入れられ種麹(たねこうじ)を振られて3日かけて麹になっていきます。
(写真は無いですごめんなさい)
一方その頃、釜場では...
引き続き、お米が蒸し上がっています。
次は蒸米を仕込みタンクに放り込む作業(通称「本仕込み」)です。
蒸し上がったお米が放冷機に入ります。
以前のブログでも書いた釜場改装に伴って新設されたホイスト(クレーンみたいなやつ)が大活躍してますね。
放冷機から出て来たお米は、大急ぎで運ばれて、
もう一度広げられ冷やされます。
大吟醸は低温でじっくりと発酵を進めるためお米も徹底的に冷やされて仕込まれるんですね。
アッ!と、ここでラジオ体操の時間になったので写真はここまでです。
次回は大吟醸の麹づくりの様子も写真付きでお伝えしたいですね。
では、大吟醸仕込みレポート〜米蒸しと米冷ましの巻〜でした!!