山の斜面から湧き出して
流れ落ちる水
いつだって落ちていく
重力はなんだって地面に引っ張りつける
抵抗する力が抜けたら
誰だって地面にペタンと貼り付けられる
抵抗して昇っていこうとするのは
きっとすごく大事なことなのかもしれないけど
毎日夜になったら
床にペタンと張り付いて眠るように
たまには落ちていってみるのも
そんなに悪いことではないんじゃないの
落ちても必ず地面がある
地球の上で生きてるんだもの
地面を掘ってまで
地中に潜るまで落ちるのは
かえって疲れるから
そこまでする前に
また昇ってみようと自然と思うでしょう