今朝は久しぶりに
イタチに起こされる
いつも明け方
私の部屋の天井裏に
バーン!と大きな音を立てて落ちてくる
きっとモモンガみたいに手足を四方に開いて
落ちてくるみたいな音がする
私はいつも飛び起きて
寝ぼけ眼でドアをバーン!と開けて
ホウキをむんずと掴んで
天井をドンドンドン!と叩きながら
自分の足もドンドンドン!と鳴らして
イタチの足音を追いかけ回す
きっとイタチは
前にもそうされたことを忘れてるのか
何事か!と
しばらくすると逃げていく
もう朝が寒くなってきたから
暖かい天井裏で寝たいのだろう
気持ちは察するので
トイレさえ外でしてくれたら
シェアハウスしてあげても良いのだけど
肝心のそれができないみたい
仕方がない
寝ぼけていても
早朝から心はオートマチックに鬼になる