そんな今日は
村の家の契約の日となった
たくさんの決めごとに
一生懸命耳を傾けて
ハンコを押しまくった
売主さん家族と不動産屋さんと
ケンチャンと私の輪の周りを
アブがグルグル飛び回って
みんなで気になって集中できず笑う
でもまあ 集中しても60%くらいしか
意味がわからなかったけど
ケンチャンも聞いていたから大丈夫だろう
私はただ手のひらを上に向けて
ポトリと落ちてくるものだけキャッチする
山の家はゆっくりと
みんなの家になってきたし
工房ではいろんな甘い香りが漂って
いろんな話も飛び交って
やっぱり60%しか理解できないけど
これからもそんな感じで
みんなの話をかいつまんで
どこにも属さず漂っているのが
ちょうど良く自分らしい気がした