2016年6月6日から1ヶ月間続いてた断食月。トルコではラマザンという。2016年7月4日午後20時48分。先ほど、断食終了のエザンが近くのジャーミ(モスク)から聞こえた。
イスラム教徒の人は、ラマザン期間中、日の出から日没まで、水も食べ物も口にしない。この期間中は、喫煙、飲酒、性行為が禁止されている。
日中、食べ物を口にしない反面、早朝と夜間に多量の食べ物を摂取する。そのため、スーパーは、普段よりも食材が大量に置いてある。
何より驚くのが深夜の太鼓の大音量。日の出までに食事を採り忘れないように、大太鼓を叩いて、隣人を起床させる習慣がある。これにより、ラマザンの期間は確実に私の眠りは浅くなる。
1ヶ月の間、太鼓を叩いた人は、断食終了後の砂糖祭(シェケラバイラム)に、「これまで起こしてあげたでしょ。チップをお願いします」と各戸を訪問する。
7月10日まで、トルコの休日。しばし、ゆったりした雰囲気になる。