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中井権次の彫刻を訪ねて 但馬へ(朝来市當勝神社)

2015年11月8日 14:36
海鮮せんべいのお店でひと休みし、ふたたび豊岡道に乗って山東インターで下りました。

行き先は當勝神社。
まさかつ と呼びます。

720年創建と伝えられ、開運繁栄、万物創生、織物の3つの神様が祀られているそうです。

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勝 という文字が入っているので、戦時中からお参りが多かったそうです。
今も、但馬のみならず、丹波や播州など、遠方からの参りの人も多いそうです。

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随身門
力士が梁を支えています。

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門をくぐると、どっしりした社殿。

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何かに睨まれていると思ったら・・・
獅子噛の迫力に、しばし見とれてしまいました。

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その下には、唐獅子と龍のすばらしい彫り物。
芸術品と言っても過言ではないでしょう。

これらは、七代目中井権次正次作だそうです。

社殿の左奥にある當勝天神は、今の社殿ができるまでは、こちらが本殿だったそうで、こちらにも彫刻があります。
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四代目中井言次君音の彫刻だそうです。

當勝神社には、3つの見どころがあります、と研修委員のTさんより説明を聞きまた。
その一つは中井一統の彫刻。
二つ目は、稲荷社の1対の狐は、丹波佐吉の作品だということです。

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この数日後、柏原町北山で佐吉の狛犬を見ました。
丹波にはあまり残っておらず、奈良方面にはたくさんあるそうです。

3つ目は、後の台湾総督、逓信大臣などの養殖についた田健治郎が、養家の太田家を飛び出し上京する際に、その決意を社殿の柱に書いたものが残っているということです。
健治郎は、阪鶴鉄道や鐘が坂トンネルを作った田艇吉の弟で、柏原町の生まれです。
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以前、粟鹿峰から下山して捜したが見つかりませんでしたが、こんなところにあったんです。
暗くて見えにくいですが、決意のことばがその当時のまま残されています。

丹波ゆかりの人が関わりをもつ當勝神社、またゆっくりお参りしたいと思います。