皆さんこんにちは!
今日は電気管理技術者の神戸地区の今年初めての例会でした。
久し振りに出会う方々との挨拶と近況報告など楽しいひと時でした。
私がこの仕事を始めたのが阪神淡路大震災のあった9月でしたから24年目になります。
今ではかなりの古株になってしまいましたが心は青年のつもり(笑)
最近、Twitterを見ていると電気主任技術者をやっている方、またこれからやろうとしている方が結構いらっしゃって切磋琢磨されているようでなかなか興味深いです。
特に資格にチャレンジされている様子が若々しくていいですね。
若い時はそうでなくっちゃ、僕もそうでした(笑)
前職の時、35年ぐらい前ですね~これからはトランジスタの時代だ
(今でいうITの時代)
と独学で勉強をはじめました。
とりあえず2SC372とかでベースコレクタエミッタの関係を覚えて増幅回路を組んでみたり
そうこうしているうちにTTLのロジックが面白くなって制御に使ってみたり、仕事をしながら勉強が出来ていい時代でした。
パソコンではPC8001が出てきてBasicでプログラムを楽しんだり、そのうち三菱のシーケンサーが出てきてシーケンス制御がソフトの時代に突入
当時、こんな事を知っている人はあまりなくて重宝してもらいました(笑)
そんなわけで今の電気管理技術者の業務にもかなり役に立っています。
24年間、電気管理技術者の仕事をしていますが最大の本分は波及事故を出さないためです。
自分の能力が人より優れているとかは全く関係ありません。
電気の基本的な知識と情報収集+業務上の経験値+説得する交渉能力+イメージ戦略
僕の経験から言うとこの4つがあれば電気管理技術者は成功すると思います。
特に業務上の経験値と情報は本当に大事
これは実際経験しないとわからない。理屈だけでは理解できない事は山のようにあります。
例えば
SOGが働いてPASが開放した原因は
①高圧地絡
②もらい事故
③SOGの誤動作
④SOGの不良
ちょっと考えてもこれらの原因があり、ここから進めていくともっと枝葉が分かれていきます。
この対応力が大事ですね。顧客は早く電気を入れて欲しい
から焦ります
真の原因を究明するのは大きな原因からひとつづつ当たって素早く真の原因までたどり着く力が大切ですね。普段の情報の収集と経験値がものをいいますね。
今日はここまで(^^♪
面白い仕事です