三重嶽レポート続きです(^^)/
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ブナの新緑、タムシバ、ムシカリ、シャクナゲやトクワカソウなどに感嘆の声をあげながら三重嶽に向けて歩いていく。
「(ブナの林に)マヒしてきたでしょう?」とかねちゃんに言うと、「はい。」という返事。
ずっとブナの木が続き、同じところを何度も歩いているような錯覚に陥る。
去年もあった残雪。
一筋の白い帯が春を感じさせる。
去年は残っていなかったところにも雪が見える。
今年は雪が少なかったように聞いているが、やはりこのあたりは多いのだ。
山頂近くになると、天気が怪しくなってきた。
あんなに晴れていたのに。
風も強くなり、ガスが流れる。
11:00山頂着。
ガスで何も見えない。
大御影山や琵琶湖も見えるはずなのに、残念!
寒いので、早々に出発。
近江坂分岐辺りは、ガスで幽玄の世界。
「こちらのコースもいいですよ。」とかねちゃんに薦める。
三重嶽から近江坂を歩いたのは7年前。
その頃は今ほど歩く人はいなかったが、今は高島トレイルとして整備されているのでたくさんの人が歩いている。
曲がったブナの間を歩いていると、少しずつガスが晴れてきた。
しかし、風は強く日本海側は黒い雲が覆っている。
雨が降らなければいいが・・・。
山上の池に出た。
生き物の姿はまだ見えない。
雪がとけたばかりなのだろう。
水谷分岐をすぎ、下っていく途中から武奈ヶ嶽。
まだ遠いなぁ。
琵琶湖方面は空が明るいが、日本海側は暗い。
P674からの三重嶽。
山頂にガスはない。
我々がいるときだけガスってたんやろか。
ここでお昼にする。
なるべく風のこないところに座る。
おじいちゃんになったかねちゃん、もうすぐおじいちゃんになるTQFさんと孫の話。
さあ出発、というときに三重嶽山頂近くで休んでいた男性が到着される。
大きなザックに荷物。
尋ねると、この連休中に高島トレイルを完歩されるとか。
歩き始めて今日で二日目。
今夜は水坂峠で野営という。
5日の子どもの日は天気が崩れるという予報だ。
無事に完歩されるといいが。
ぽつぽつと雨が落ちることもあったが、なんとかもってくれている。
雨が降らなければよしとしよ。
まっすぐなブナの多い武奈ヶ嶽の北尾根を登っていく。
三重嶽から1時間半ほどで武奈ヶ嶽到着。
武神ヶ池方面への分岐付近に数人にパーティーが休んでいる。
鹿の原というビューポイントがあるという看板がある。
杉山から水坂峠へ歩いた時のあの草原のことだろう。
武奈ヶ嶽から少し南へ歩くと、南の展望が開ける、はずだが、今日は天気が悪い。
この前にあるいた二の谷山はよく見えるが、蛇谷が峰が何とか確認できるくらいだ。
天気が良ければ、比良の山並みや江若国境の山々、琵琶湖、西に青葉山と大展望なのだが。
高島トレイルとわかれ、赤岩山へ。
石田川ダムへの標識は毎度のことだが、わかりにくい。
赤岩山から石田川ダムへと歩く。
山腹を横切る狭い道にはイワカガミがいっぱい!
木の間から三重嶽が見える。
ちょっとガスがかかってるなあ。
植林の中の道を下り、赤岩山から40分でダムの駐車場に着く。
父たぬきとかねちゃんが落合へかねちゃん車をとりに行き、そろったところで解散。
かねちゃんは今津方面へ、TQFさんは27号線へ、我々は小浜インターへと帰路を急ぐ。
展望はよくなかったが、たくさんの花にあえた。
お花はこれまででいちばんよかったと思う。
かねちゃん、TQFさん、遠路お疲れさまでした(^^)/
山行タイム 落合登山口8:55~三重嶽11:00~P674 12:1-12:40~
武奈ヶ嶽13:25~赤岩山14:00~ダム事務所14:50
(デジカメタイムです)
・・・完・・・