父たぬきが笠形山へ行こう、と言うので、市川町から登ることにする。
グリーンエコー笠形や大家から登ることが多く、市川からは2度目である。
レポートを捜したが、HPを開設する前に行ったらしく、何も記録が残っていない。
真夏の早朝登山だったと記憶している。
船阪トンネルと抜けると市川町上牛尾。
ここの登山者用駐車場に車を置かせていただく。
神戸ナンバーの車が一台停めてある。
すでに登っている人があるようだ。
8:40
準備をして、集落内の道を登っていく。
10分ほどで笠形神社の鳥居に着く。
鳥居の前にはお正月用の護摩焚きの用意がしてある。
林道は工事用車両が通るようだ。
古い参道には、丁目地蔵が導くように立っている。
15分ほどで笠形寺に着く。
山懐にいだかれた静かなお寺だ。
しかし、すぐ後ろには大きな堰堤が造られている。
参道は消え、「登山道」と書かれた看板に従って歩く。
ほどなく、参道に復帰。
しかし、すぐに林道に出る。
林道をジグザグ登っていくと、東屋のある登山口に着く。
トラックが一台停めてある。
ここまで車で来て登っている人がいるのだろうか。
笠形神社までは、重機でならした広い林道を登っていく。
「以前来た時も、こんなんやったんやろか・・・?」
植林の中の道だが、よく手入れされているので、暗い感じはしない。
大きなヒノキには、桧皮を採ったあとが見える。
9:40
笠形神社に着く。
山中に、こんな立派なお宮さんがあるなんて!
三濃山の求福教寺も山の中だが、笠形神社はさらに高い所にある。
このコースを登ったのは、笠形神社が見たかったのだが、それについては別項で。
御神木の杉や姫路城の心柱になったヒノキなど、大きな木が多い。
ヒノキの切り株は、コンクリートの模型になっていた。
お社の周りは霜で真っ白。
陽の当たるところで、小休憩。
ここからは細い山道となる。
暗い植林を抜けると、伐採された展望所に出る。
霞んでいるが、南の展望を楽しみ、明るい登山道を登っていく。
笠の丸への尾根は階段が続く。
もう終わりか、と思っても、まだ上に階段が!
10:20
笠の丸に到着。
早朝に降った雪が粉砂糖のよう。
休まず笠形山へ向かう。
「コンコン」という音が聞こえる。
OAPさんのレポートに、山頂の東屋を修理されていると書いてあったが、その音だろう。
先日降った雪がアイスバーンになり、その上に新雪が積もっているので、先を行く父たぬきが滑って転びそうになっている(^^)
笠の丸からいったん下り、グリーンエコー笠形からの道と合流すると、急な登りになる。
10:35
山頂到着。
東屋の屋根の上で、若い大工さんが迎えてくれた。
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続きます(^^)/