175号線を走っているといつも気になる山がある。
山頂に続く道と東屋らしきものが見えるのである。
(加古川左岸から)
矢筈山という山で、ネットで調べると市原森林公園まで歩けるようだ、
今回も、暖かい山がいい、という父たぬきの希望でこの山に行くことにする。
市原森林公園に父たぬきの車を置き、私の車で高田井町の矢筈山登山口へ向かう。
すぐ近くのカフェに来たことがあり、登山口と駐車場はすぐ上にあった。
駐車場は3、4台ほどとめられそうだ。
あたり一帯が矢筈の森として整備されているようだ。
はじめは植林の中を歩く。
尾根に出ると道は二手に分れる。
山頂直登のコースを登っていく。
鉄塔のそばを通り明るい尾根を歩く。
階段の高いところには、半分のサイズの木が設置してある。
(中央奥は、西光寺山)
高度が上がると、展望が開け、東播磨の平野や西脇市街が一望のもと。
風もなく暖かい。
途中の休憩所に着く。
見晴らしがいい。
ベンチにはこんな文字が・・・。
「たばこはここで」
くれぐれも火の用心を!
大山祇神社という祠が南に向いて建っている。
休憩したところからは、あと何mという標識が50mごとに立ててある。
50mの間隔がところによって違うような気もするが(^_^;
二手に分かれていた登山道と合流するところで衣服の調節をしていると、我々と同じコースから男性が登ってこられた。
一週間に一回、この山に登っておられるようだ。
先に出発すると、また一人登ってこられたのか、下から声が聞こえてくる。
もうすぐ山頂というところに「愛の岩」という岩が祀られている。
子授けの願いが叶うそうだ。
50分ほどで山頂に到着する。
山頂から一段下がったところに、愛宕神社と秋葉神社が祭ってある。
そして山頂には、矢筈日ノ大神が祀られた祠と休憩所がある。
麓から見えたのはこの建物やったんやね。
(クリックをして大きくしてご覧ください)
展望がよく、東から南西方向が一望できる。
目をこらすと、明石海峡大橋の橋脚が見える。
双眼鏡で覗くとさらにはっきりと確認できた。
雄岡山と雌岡山の右は淡路島。
城跡なので曲輪だろうか、山頂をぐるっと取り巻いている。
西側にまわると、笠形山が頭を出している。
あとからこられた二人の男性はお正月のご来光登山のことについて話しておられる。
その前を通り、市原へ向けて出発する。
愛宕社のそばには、役行者像がある。
「こんなに飾られた役行者さんは初めて見たね。」
北の尾根へは、愛宕社の横から入っていく。
2分ほど歩くと、三角点のあるピーク(363m)に出る。
ここも矢筈城跡の一角で、城跡は250mにも及ぶそうだ。
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次回に続きます(^-^)/