亀岡市立亀岡小学校で開催された第3回亀岡市小学校教育研究会情報教育部会に参加させてていただいた。
まず、4年生国語科「アップとルーズで伝える」の公開授業を参観した。児童は、実際の新聞記事からアップとルーズの写真を選び出し、編集の意図を考察した。そして、タブレット端末を活用しながら、グループで自分たちが考えたことを発表・交流した。授業終了時刻が過ぎても、最後まで意見を発表しようとする意欲的な姿が見られた。
次に、Sky株式会社から授業支援ソフト(SKYMENU Pro Ver.15」の仮装携帯コンテンツを使った情報モラル模擬授業があった。架空請求やネットいじめなどは、小学生の段階からしっかり指導しておく必要を感じた。
その後、亀岡市教育委員会の方が、亀岡市に整備された教育機器の紹介や導入の意図を説明された。
事後研修会は、広瀬先生が司会された。ここでは、公開授業で使用されたタブレット端末を、参加者が実際に操作しながら授業の振り返りをされていた。教師自らが協働学習を体験できる内容であった。
最後に、事例発表およびワークショップという時間をいただき、「プロジェクターと実物投影機を授業改善に生かす」という話をした。公開授業の講評をし、普通教室でのICT活用について事例を紹介した。エプソン株式会社の方に補助してもらいながら、プロジェクターに搭載された電子黒板機能を初見で使用した。
企業、教育委員会、現場の担当者が連携した内容の濃い研修会だった。亀岡市の熱心な取り組みに対して大いに刺激を受けた。貴重な機会をいただいたことに感謝したい。