今年は戌年。
いぬの付く山はそれほど多くなく、関西では犬鳴山が有名である。
犬岡山には、ずいぶん前に2回ほど登っている。
登るというよりは、ちょっと歩いたという方がいいかもしれない。
153.6mの低山で、中学の時、毎日眺めて過ごしていた。
(南西からの犬岡山)
明治山という名前は明治以降につけられたようで、地元では「いぬかやま」と親しみを込めて呼ばれている。
さくら公園に車を停め、犬岡の普門寺へ。
ここが東の登山口である。
地元の方が里山整備をされ、標識や登山道が整備されている。
石段を上がると左に地蔵堂があり、その裏手に登山道がある。
笹が刈られた登山道を登っていくと尾根に出る。
右にいくと、すぐに四等三角点の山頂(153.6m)である。
東に霧山が見える。
すぐ下は加古川と豊岡道。
ひっきりなしに車の音が聞こえる。
三角点を設置するときに古墳が見つかったと看板に書いてある。
(とりで跡)
(とりで跡の看板)
「里山の道」の標識が随所に立てられている。
標識に導かれるように歩いていくと西のピークに出る。
ここには、「とりで跡」の標識。
普門寺の裏山も城跡で、グーグルマップを見ると、「犬岡城・南曲輪跡」という表示がある。
さらに西へ歩くと、愛宕神社へ着く。
子ども用だろうかブランコもできている。
山全体を子どもたちの遊び場としようと整備されているのだろう。
地元の小学生の登頂標識も残されていた。
しめ縄の上に説明板が祠に設置されている。
以前は何もなく、静かなお社だったが・・・。
愛宕神社から下りていくと西の登山口である。
手軽に干支の山に登れるので、もう一座、丹波の山を歩くのもいいのでは(^^♪