節分、立春をすぎ、暦の上では春になりましたが、今日はイジイジと寒い一日です。
昨日は立春らしい好天。
加古川河畔を散歩。
エナガの群れが木に残った実をついばんでいます。
家の周りにもやってくるかわいい鳥です。
加古川(子どもの頃は、佐治川と呼んでいました)の左岸を北へ歩きます。
右は安全山、左奥の白い山は三国岳。
安全山の下に見える白い建物は植野美術館。
明るい陽ざしの中を歩いていると、すぐに汗ばんできます。
カモさんがたくさんいるところでは、ヒドリガモたちは岸に上がりのんびりお昼ごはん中。
こちらに気づくと、ピーピーと警戒音を出しています。
久しぶりに甲賀山に登ってみました。
北東に、五台山や愛宕山、五大山がならんでいます。
ここからは雪は見えませんが、日陰にはまだまだたくさんあるでしょう。
眼下の豊岡道を中学校のスキーバスが何台も通ります。
急なコンクリート道を登りきる、と東屋があります。
中を見ると、死んだ犬が!
父たぬきが、
「キツネや。」
大雪で食べるものが見つからなかったのでしょうか。
頂上は公園になり、モミジなどが植えられています。
地元の企業の植栽事業のようです。
南には、明治山(犬岡山)。
高見城山や向山連山など、盆地を取り巻く山々。
眼下には、成松の街並み。
頂上の西半分は配水池の建物。
以前、頂上付近にあった八十八ヵ所巡りの石仏が並べられています。
施主のお名前には町内の集落名が読み取れ、それを見ていくのも楽しいです。
西側の急な道を下ります。
八十八ヵ所巡りの石仏にお参りしながら下りていきます。
甲賀山の西麓には、愛宕神社や戎神社など、数社のお社があります。
一番高いところにあるのが、この大護(おおもり)神社。
ちょっと寄ってみると、立派な彫刻が目に入りました。
脇障子に、中井権次橘正貞の名が!
すばらしい彫刻の数々です。
右岸を歩き、出発地に戻ります。
こちらの岸にもヒドリガモが食事中。
草を食べているようです。
土手には、オオイヌノフグリ。
出発地のさくら公園に戻ると、マンサクが開いています。
いつもよりも花が少ないようですが・・・。
花や鳥や山々を眺める1時間余りの散歩でした。