やまあそさんが、「加東市最高峰」と呼んでいた山がいつのまにか「加東神山(こやま)」という名前になっている。
西光寺山からそれほど時間がかからずに行けるピークである。
西光寺山から加東神山を、西脇側から周回してみることにする。
中畑のファミリー園に車を置き、こぐり岩を経由して登っていく。
何度も歩いている道だが、芽吹きの前なので、明るく感じる。
ウバメガシの木も多い。
頂上直下には霜柱が残っている。
暑くて汗が噴き出しているのに・・・。
登山口から1時間足らずで頂上に着く。
男性2名、女性1名のグループが昼食の最中。
同じコースを登ってこられたようだ。
展望がよく、東には御嶽や白髪岳、北摂の山並み、そして白い比良の山々も確認できた。
西には、笠形山から千ヶ峰のスカイライン。
千ヶ峰の奥には白い山が光っている。
南には、和田寺山、六甲の山並み。
しばらくすると、男性2人が登ってこられる。
鴨川の郷から登ってこられたらしい。
先着の男女3人連れは、先に下山される。
我々も、加東神山へ向けて出発。
西光寺山から15分ほどで洞ヶ山に着く。
直下の急登は以前よりも踏み跡が明瞭になっている。
洞ヶ山から10分もかからずに加東神山に到着。
木々に囲まれた静かなピークだ。
西光寺山からは歩きやすい道が続く。
ガイドブックなどに記載されるほどになり、整備もされたのだろう。
たくさんのテープが付けられている。
予定では、三角点ピークから西の尾根を下る予定であるが、その三角点が見つからない。
通り過ぎたようである。
少し戻って三角点(点名大峯 四等三角点)を発見。
ここで、西光寺山から鴨川の郷へ戻られる男性に出会う。
もう一人の方は、今田の方へ下りられたようだが・・・。
大峯からしばらくは踏み跡や植生界などをたどっていく。
思ったよりも歩きやすい。
途中には巨岩が!
こぐり岩よりも大きな岩が複数個ある。
さらに下っていくと、植林の低木やシダなどで歩きにくくなる。
何とか通り抜け、細い踏み跡を下っていくと最後は急斜面となり、下り立ったところは堰堤(大峯から45分ほど)だった。
満開のキブシが迎えてくれる。
堰堤の横を通って林道に出る。
タムシバの白が林の向こうに見える。
今年はタムシバの表年のようだ。
林道を歩いていると、「愛の泉」と書かれた水場が現れる。
信楽焼のたぬきがお店番(^^)
畑谷川沿いを歩いてファミリー園へ戻る。
春の風が心地よい一日だった。