国道9号線を鳥取方面へ走り、関神社前で左へ入ります。
この道は、氷ノ山や鉢伏方面へ行くときに何度も通っています。
途中に、中瀬(なかぜ)という集落があります。
以前は、金銀、アンチモンを産出していたそうですが、今は、海外から鉱石を輸入し、アンチモンを製錬しているそうです。
中瀬の北にそびえるのが、宝引山(ほうびきやま)という山です。
その登山口にあるのが、三柱神社です。

先日、宝引山へ登った折りに、神社にお参りすると、ここにも立派な彫刻がありました。




龍の裏には、「丹後宮津町 彫刻師九代目 中井権次 元丹波柏原」
と彫ってありました。
九代目の彫刻を見るのは初めてだったので、K先生にお尋ねすると、神鍋の方にもあるとのことです。
元丹波柏原 というところに、九代目のノスタルジーを感じると言われていましたが、私もなにか切ない思いを持ちました。