バスは、和田山から豊岡道を走り、養父インターで下りました。
県道6号線を9号線方面へ走り、十二所という集落で道沿いに満福寺という標識があります。
この道は豊岡道ができる前、九号線から大屋へ行くときによく通った道です。
お寺の看板にも見覚えがあります。
バスは細い村の中の道を走りますが、途中で進めなくなり、バスを降りて歩いて行くことになりました。
(本来の道は別にあり、お寺から下りるときはバスで下りました)
長い坂道を山の中へどんどん上がっていきます。
雪の多い時期は大変でしょうね。
途中に、初丁と彫られた丁石仏がありました。
他にも石仏がありましたが、それらは新しいものです。
歩くこと10分余り、ようやく仁王像の立つ山門に着きました。
山門をくぐって石段を登ると、立派な本堂があります。
立派な彫刻に目を奪われました。
本堂で名誉住職からお話を伺い、陽の当たる暖かい場所でお弁当をいただきました。
昼食後、林道を歩いて奥の院へ行ってみました。
ここにもすばらしい彫刻が!
今にも動き出しそうな龍と獅子噛。
これが見たかったのです。
龍の裏には、中井権次正貞の銘があります。
林道を少し上がると山の尾根になります。
その道を下ると八鹿の朝倉に下りるようです。
道沿いに五輪塔。
山の尾根にもあるそうです。
時間があれば、それも見てみたかったです。
お寺まで上がってきたバスに乗り、最後の當勝神社へ向かいました。
しかし、バスは一つ手前の和田山インターで下りるので、「あれ?」と思っていると、海鮮せんべいのお店でひと休み、でした(^^)