母が、ひどい仕打ちを受けた、老人ホームから
転移した。
先ほどまで居たホテルのような、ゴージャスさは、全くないが
なぜか安心出来る施設構えである。
計5人のスタッフの自己紹介があった。
反応等を見ながら、今後の取り組み方針を検討するとの事。
以前の施設ではそんなことは全くなかったらしい。
母は96歳、全くぼけていない。
自分でサインをし、一人一人に”歩きたい”と応えてた。
体力テストも、すぐ行われた。
理学療法士さんに、以前の施設で、ほとんどリハビリが
行われてなかった事を、しっかり指摘された。
本人の希望が、歩きたい!
少しづつ、とにかく歩けるようにしましょうとの強い
言葉ももらった。
以前の施設・・・先ほどまでいたところだが、
姉は主治医から、このまま衰弱していくばかり、静かに
見守りましょう・・・と言われた。
なんてひどい言い草だろう・・・
体重が30Kgにも満たない状態になったのは、食べてこぼすと、
介護士に怒られるから、食べたくなくなったと、母の口から
聞いている。
病気を治そうとか、体力をつけてあげようとか、
これっぽちもないのか・・・医者ではない!
・・・ほんとうにひどい施設だった。
96歳、ファイト!!