9月になりました。
8月末から雨がよく降りますね。
今日も午後に雷雨でした。
8月27日の氷ノ山レポートです。
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丹波の山々は雲がかかっているが、そのうち上がってきそうな天気だ。
展望のいい山へ、と氷ノ山へ。
親水公園から行こうか楽な大段ヶ平から行こうか、と迷ったが、私の忘れ物で途中で引き返したので時間が遅くなっている。
「大段ヶ平から登ろう。」
大幹線林道は台風の雨でかなり傷んでいる。
路面がえぐれているところもあり、ゆっくりと走る。
杉が沢高原への分岐の手前で大きな重機が作業をしている。
一段落するまで待ち、通行できるかどうかを尋ねる。
軽トラが下りてくる。
ジムニーやったらあがれるやろ。ということで、ゆっくりと上がっていく。
舗装の手前がいちばんよく傷んでいたが、通行できないことはなかった。
「帰りは横行渓谷へ下りた方がいいね。」
大段ヶ平には軽トラが2台停まっている。
1台には、中国森林管理局のステッカーが貼ってある。
調査に入っておられるようだ。
準備をしてブナの中を歩く。
笹の中からにぎやかな鳥の声。
「ソウシチョウやね。」
中国原産の特定外来種である。
氷ノ山でも増え、在来の鳥たちが駆逐されないか懸念されている方もおられる。
大屋町の避難小屋まで来ると、ちょうど管理局の方が出発されたばかり。
階段を登って東の方を眺めてみたが、まだ雲が多く藤無山も見えない。
避難小屋をあとにして歩いて行くと、管理局の方たちに追いつく。
話しかけると、
「パトロールをしています。」
とのこと。
笹を調べておられたので、シカの食害なども調査されているのかな?
神大ヒュッテに着く。
平日なので静かである。
管理局が設置している看板が倒れている。
きれいな空が広がる。
山頂からの展望が楽しみだ。
古千本付近までくると、青ヶ丸や扇ノ山が顔を見せる。
すっきりとしたスカイライン
大山が見えるかも?
避難小屋を望みながら山頂へ歩く。
10人ほどのグループが食事中。
鳥取の小学校の先生たちのようで、校区が見えると話しておられる。
氷ノ山が校歌に歌われているのだろうか。
但馬のWさんが上がって来られ、少しお話をする。
西を眺めるとたおやか扇ノ山。
鳥取の街も見える。
沖ノ山、東山、それに那岐山も・・・。
この方向に大山が見えるはずだが・・・。
白い雲に隠れている。
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トイレの2階から南の三の丸方面。
三室山が尖っている。
東は雲がわきあがり展望はない。
そろそろ下山しよう。
神大ヒュッテの手前で、二人組の男性に出会う。
話していると、どうも丹波弁のよう。
「どこからきなはったん?」
「丹波市です。」
「私らも丹波からや。」
お顔をよく見ると、U先生ではないか!
「兵庫丹波の山」の表紙の絵を描かれているU先生である。
お話をして頂上へ向かわれるお二人とお別れする。
下山していると、東の方の展望もよくなってきた。
大屋の避難小屋から。
藤無山、段ヶ峰、須留ヶ峰。
粟鹿峰や千ヶ峰も姿を現した。
空は夏から秋へ。
トンボが目の前を飛んでいく。
下山し、大段ヶ平から山頂を眺めると、避難小屋の屋根が白く光っている。
帰り支度をして、大屋方面へ車を走らせる。
林道から横行渓谷へ少し走ったところで、ワゴン車が停まり、この先は通行できないと教えてくださる。
引き換えし、U先生たちの車に大屋へは下りられないことを書置きして帰路に着く。