山頂は、登っているときの暑さが嘘のような涼しさ。
汗が引いていく。
氷ノ山、扇ノ山、は雲の中。
雲は晴れそうにない。
神鍋側はさらに雲が多い。
トンボが群れて飛んでいる。
里に下りるころには、涼しくなっているだろう。
冠山からCQが出ているので、DQKに続いて私も応答する。
お声は若いが、ひつじ年六順目とのこと。
山と無線を楽しまれている。
我々も手本にしたいね。
帰りの時間が気になるので、早々に下山する。
結局、下山するまで誰も登ってこなかった。
いつもは数組の登山者でにぎわうのに・・・。
林道まで下り、大糠方面へ歩く。
すぐに、大糠と寺河内への分岐になる
丁寧な看板があるので、下山コースをまちがうことはない。
栃と桂の谷まで戻ると、地面をピョンピョンと跳ぶ小鳥が・・・。
近づいても一向に逃げる気配がない。
巣立ち前の雛だろうか。
無事に巣立ちますように。
登山道が沢沿いになると、登山口は近い。
水音で涼みながら登山口まで戻る。
棚田を守り続けるのは並大抵のことではないだろう。
耕作されなくなって久しい田が目立つ中で、青々とした田んぼを見るとホッとする。
村岡の観光案内所で地図をいただき、帰路につく。