柏原町新井地区にある三宝寺。
高見城山の登山口の遊悠の森のすぐそばにある。
ここも明智光秀に焼き払われたお寺である。
高見城山には数えきれないほど登っているのに、三宝寺へお参りしたことはなかった。
朝の散歩の目的地として、訪ねることにした。
小さな山門をくぐり、参道を歩く。
鳥の声だけが聞こえる静かなお寺である。
ハスの間を通って、本堂にお参りする。
立派な龍の彫物に目を奪われる。
龍が今にも躍り出てきそうだ。
木鼻の唐獅子と像。
像は笑っているように見える。
裏に回ると・・・
彫物師 柏原町 中井権次正貞 の銘
父たぬきは、このように銘が彫られているのを初めて見たので、えらく感動していた。
すばらしい中井一統の作品を見ることができた朝の散歩だった。