山頂からの展望をいつも楽しみにしてここへきているが、この日は雲が多く、山々は雲の中に隠れている。
西方面はわりと展望がいい。
大野山と高岳の間から大船山や有馬富士、それに羽束山が顔を出している。
眼下には天王の集落。
ズームで羽束山、大船山、有馬富士。
南西方向
六甲山は雲に覆われている。
北には、多紀アルプスなどおなじみの山々。
多紀アルプスから東へ続く山々。
その北は雲が多い。
大江山や弥仙山も雲の向う。
南東方向には半国山。
その奥に雲が上がり始めた愛宕山。
無線で知人をコースすると、堺市の常置場所からJH3JFFさんからコールがある。
よくお声は聴いているので、久しぶりという感じはしなかったのだが、交信は2年ぶりだとか。
三嶽や弥十郎が岳を眺めながら山頂をあとにする。
復路は舩谷山から東尾根を歩く。
自然林の静かな尾根だ。
蛇岩まで行かず、流れ尾を下る。
歩く人が少ないのか、木が茂っている。
あまり歩かれていないところを歩くのはたのしいね(^^)
途中で胎内こぐりへの分岐がある。
そういうたらこの急登を喘ぎながら体内こぐりへ登ったことがあったな。
しばらくすると、高速道路のような黄葉の散策路に合流する。
黄葉の散策路からヒツ谷を下り、舗装路を歩く。
朝、サンコウチョウを見ていた場所にはさらに人数が増えている。
そーっと近寄ってみると、アカショウビンを待っておられた方がおられ、カメラを覗かせてくださった。
ファインダーを覗くと、親鳥が動いている!
「いました!」
サンコウチョウは、毎年ほぼ同じ場所で営巣しているのだろう。
これからもこの森でこの営みが続くことを願ってやまない。
拠点施設に寄り、下山届を書いて、帰路につく。
いろいろなコースがあるささやまの森公園は、深山へ登らなくても楽しめるところである。
秋に行ったことがないので、次回は黄葉の季節に歩いてみたい。
(地図は南北が反対になっています)