いつでも行けるので、と、ついつい後回しになっていた山、磯砂山へ行ってきました。
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舞鶴道、綾部宮津道路を乗り継いで与謝天橋立まで走る。
京都縦貫道は少しずつ延伸しているようだ。
312号線から鱒留で府道704号線に入る。
正面にどっしりとした山容の磯砂山が見える。
大路を過ぎ、大成へと案内標識通りに進む。
林道を上がっていくと、乙女茶屋があり、ここに駐車。
準備をしていると3人連れが到着。
こんな平日にも来る人があるんやなあ。
私たちよりもかなり年下の方たちである。
あいさつをして先に出発。
300mほど林道を歩くと、登山口である。
1010段の階段を登っていかなければならないようだ。
これが噂の階段か、となんとなく笑いがこみあげてくる。
思ったほど急な階段でなく、しんどさを感じずに登っていける。
小さな峠には、東の常吉へ下る道がある。
峠から登り始めたところで、男性が降りて来られる。
タクシーで大成まで入り、常吉へ降りるとのこと。
「4日間かけて丹後の山々をまわりました。今日中に静岡まで帰ります。」と言われる。
失礼ながら、70歳前後とお見受けした。
一人で、それも静岡からわざわざ・・・。
日本全国の山々を歩いてこられたのだろう。
「お気をつけて。」
と、見送る。
ところどころに展望のいいところがあり、東に加悦谷を挟んで大江山連山が連なっている。
「頂上からの展望が楽しみやね。」
もうすぐ頂上、というところに大きな石碑が立っている。
乙女茶屋から30分、登山口から25分で展望台のある頂上に着く。
頂上には石碑(羽衣伝説)や真ん中に四角い穴の開いた岩がある。
先ほどの石碑がすっぽり入るような大きさの穴だ。
展望台には望遠鏡があるので覗いてみる。
360度の大展望!
30分近く経った頃、乙女茶屋で出会った方々が到着。
近々、この山頂でイベントを計画中で、その下見に来られたらしい。
男性は峰山にあるアウトドアショップの方で、山のガイドもされているようだ。
磯砂山には、女池の他に男池もあるそうだが、場所がわからないそうだ。
南方面
兵庫丹波の山々が顔を覗かせている。
東に大江山連山。
その奥には長老が岳。
北東には天橋立や由良ヶ岳、それに姿が美しい青葉山。
冬にはこの方向に白山が見えるようだ。
ズームで天橋立。
西に目を転ずれば、但馬の山々。
遠くにどっしりとした雪の残る氷ノ山。
北西には、久次岳の奥に久美浜の小天橋。
北には丹後半島の山々が並んでいる。
ズームで位遅ヶ尾山
太鼓山と風車。
1時間ほど山頂で憩い、あいさつをして下山にかかる。
下りは前方に緑の山々を眺めながら階段を降りる。
女池へ行ってみる。
ひっそりとした植林の中にあった。
道沿いには少ないがブナが残っている。
植林をされる前は、ブナの多い山だったのだろう。
山頂から25分ほどで登山口に戻る。
大成の道沿いにある看板。
時間があるときに、ゆっくりと見学してみたい。
帰りは、大江山や江笠山を眺めながら、176号線を南へ走る。
西には先ほどまでいた磯砂山の姿も望むことができた。
ちょっと寄り道(^o^)