御嶽レポート その3 最終です(^^)/
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西ヶ嶽への登山道は、多紀アルプス縦走路としてよく歩かれている。
栗柄からの道が合流しているところから御嶽へは、前日の登山大会の足跡がたくさん残っている。
展望のいいところが随所にあり、立ち止っては景色を楽しむ。
西ヶ嶽が近づいてきた。
こんな岩尾根もあり、変化があって楽しい道だ。
10年前に西ヶ嶽から御嶽へ歩いたことがあるが、雪のあるときだったので、印象が全く違う。
快適な尾根をどんどん歩いて行く。
が、このまま行けば西ヶ嶽についてしまう。
どこかで、丸山へ下りる道があるはず、と引き返して探すが、そのようなところはない。
地形図の破線の谷を下りることにする。
取りつきは、ざれた斜面。
そのうち道が現れるだろう。
破線の道はなかなか現れない。
渓流を横切ったり、歩きにくい植林の斜面をよじ登ったり、細い踏み跡を歩いたり・・・。
あら! こんなところにも!
歩きにくい谷を歩いていて見つけたので、疲れもどこかへ吹き飛んで行った。
破線の道はほとんど消滅していた。
ようやく林道に出た!
ああ、よかった!
黒岡川沿いの林道を南へ歩く。
竹の秋で、風に吹かれて葉がひらひらと散っていく。
藤の花もまだきれいに咲いている。
ようやく丸山貯水池に戻ってきた。
予定よりもかなり時間がかかった。
久しぶりに登山道のないところを歩きそれなりにおもしろかったが、お勧めできるコースではない。
登山道を歩くことをお勧めします。
駐車場に戻ると、朝はたぬき車だけだったが、数台ふえていた。
クリンソウを見に来られたのだろう。
静かな丸山集落を抜けて帰路につく。