氷上盆地の西にそびえる弘浪山。
昭和33年まで山の中腹には、今は常楽にある高山寺があった。
中学校の遠足で寺跡に行き、たくさんの礎石が残っていたのを今も覚えている。
そのときは、柿芝から登って黒田へ下りたと記憶している。
東峰山は篠ヶ峰から東へ伸びる尾根の途中にあり、尖った山容はよく目立つ。
この二つの山をつないで歩きたい、とずいぶん前から思っていたのだが、ようやく実現の運びとなった。
さくら公園で、TQFさん、やまあそさんとおちあい、弘浪山の登山口近くの田んぼの道沿いにたぬき車を置く。
やまあそ車で長野(おさの)の公民館へ。
神社で掃除中の方に駐車の許可を得て、いよいよ出発。
むこうに見える稜線を歩くことになる。
まずは、東峰山へ南へ伸びる尾根めざす。
その尾根にたどり着くまでがなかなか。
ずいぶん前から山へ入る人がいないのか、薮・やぶ・ヤブ。
なんとか尾根に出て少し下ると、長野と大谷を結ぶ道に下り立つ。
このみちを歩いていたら苦労なくここまで来られたんやけど・・・。
尾根には、長野にある墓園の鎖がずーっと張り巡らされている。
この鎖は弘浪山まで繋がっているので、鎖を辿れば迷うことはない(^^ゞ
墓園内への立ち入りを禁ずる看板もあるが、鎖も看板もずいぶん古くなってきている。
展望の開けたところから北に中央分水界の山々が見える。
いいお天気(^^)
でも、小枝が張り出した薮と足元はシダで歩きにくい。
途中で新しいなためのところもあったり、薮のない所もあるが、だいたいが薮である。
新しい基準点が設置してある。
このための切り開きやったのかも。
東に弘浪山が見える。
まだ遠いなあ。
ドウダンツツジの紅葉がきれい!
P519の手前で小休止。
碍子や太い針金が残されている。
木を伐採するときに使ってたと父たぬき。
P519からはいったん下り、東峰山へ登り返す。
その途中からの愛宕山・五大山・三日月山。
先週歩いたところだ。
東峰山への急登。
ようやく東峰山へ到着。
公民館を出てから、2時間20分かかっている。
以前は植林の中で全く展望がなかったが、南側が切り開かれ、大展望!
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続きます(^^)/