阿瀬渓谷は、春にはよく歩いているが、秋に歩いたことはない。
金山廃村から金山峠まで歩き、蘇武岳をめざす。
神鍋高原の山々はまだ黄葉には早いようだ。
車はキャンプ場近くで通行止め。
路肩の広い所に車を停めて用意していると、マイクロバスがやってくる。
加古川からのバスのようだ。
30人ほどの人たちが準備運動をしている。
「加古川ハイカーズクラブ」というグループらしい。
阿瀬渓谷から蘇武岳、そして名色へ下りられるという。
あいさつをして先に出発する。
源太夫滝が勢いよく流れている。
大小さまざまな滝を眺めながら渓谷沿いを歩く。
お不動さん近くの山に陽がさして、黄葉の山々が輝く。
不動滝の上の栃の木は葉を落としているが、紅葉がいい色に染まっている。
下に不動滝を見ながら金山不動へと歩く。
金山廃村に到着。
東屋は分校跡に作られ、その当時を思い出させるものが少なくなった。
東屋の前にある柿の木。
熊が食べたのか、かじったあとのある柿が散乱している。
金山廃村を後にし、金山峠をめざす。
渓流には、丸太で橋が作られている。
これまでは一か所だったが、上流にも架けられている。
満願の滝を巻く道は落ち葉の絨毯。
ミズナラの古木もいい色になっている。
歩き始めて2時間、金山峠に着く。
周りの様子は変わってしまったが、お地蔵さまだけは変わらずそこにあった。
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続きます(^^)/