兵庫北部は天気がわるいという予報。
ピンポイント予報や天気図を眺めて、南部の山へ行くことに。
中国道・播但道・山陽道を走って龍野西インターで下りる。
天下台山のときもここで下りたね。
登山口は、相生市の北部にある「羅漢の里」。
1週間後には「もみじまつり」が行われるようで、野外ステージが造られ、駐車場にはたくさんの看板が用意されていた。
黒い雲が多い。
雨粒がポツポツ。
準備をしている間に、雨はやみ空も少し明るくなってきた。
事務所の方にあいさつして出発する。
羅漢渓谷沿いに北へ歩く。
まだ黄葉が始まったばかり。
小さな滝がかかり、なめ滝もある。
夏の水遊びにいいね。
というと、「ヒルも出てくるよ。」
30分ほどで三濃わかれと呼ばれるところまで来る。
ここからも緩い道が続く。
ため池(正面谷池)に出てきた。
葉の色が水面に映っていい感じだ。
少し歩くと、棚田の跡や割れたお茶碗が落ちているところに来る。
柿の木にはたくさんの柿の実。
ここに、昔、人家があったのだろうか。
薄暗い植林の中をしばらく歩くと、感状山・三濃山への分岐に着く。
立派な案内図が立っている。
ここからまっすぐの広い参道を登ると・・・
求福教寺
こんな山中に立派なお寺が!
864年、赤穂郡司の秦内麻呂が、秦河勝を偲んで創建。
三濃千坊と言われるほど栄えたそうだが、平家の焼き討ちなどにあい衰退。
近年になって、地元の方々によって守られているそうだ。
標高508mの山の上にこんなお寺があるとは!
お参りすると、立派な彫刻も・・・。
お寺から北へ少し歩くと
山王神社などが!
こんな山の中に、お寺や神社などがあるとは、山は歩いてみないとわからないね。
山王神社からひとのぼりで三濃山山頂である。
弱っているアカガシを守るために大きなタンクなどが置いてある。
南の展望が開け、播磨灘が光っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続きます(^^)/