三宮サンセンタープラザ西館会議室で第15回「楽だの会」兵庫若手理科サークルを行った。参加者は9人。学校行事と重なり、いつもより人数が少なかった。
はじめに、メンバーによるおすすめの本の情報交換をした。
次に、兵庫教育大学附属小学校 藤本将宏 先生 から、授業実践報告を受けた。「小中高のカリキュラムと見通して」というテーマで、粒子概念のつながりや電気概念のつながりについて話していただいた。
ファラデーラボで紹介されてる「電気回路カード」の実物も見せていただいた。
さらに、京都光華女子大学 菅井啓之 先生 から、講義を受けた。理科教育・自然教育の指導のポイントや、理科授業の核心をどこに置くのかについて話していただいた。
カメの甲羅の裏側はどうなっているのか、ウニの棘はどのように生えているのかなどを予想し、実物を詳しく観察した。カメの甲羅は、ヒトでいうと背骨や肋骨に相当する。ドラゴンボールのカメ仙人の影響で、甲羅は背負うものと思っていたので、甲羅をひっくり返すとその形状に驚いた。本物の観察・実験を通して、科学的思考力を養う授業づくりのポイントが理解できた。
次回、第16回楽だの会は、2015年1月17日(土)に西はりま天文台で開催する。コテージで料理をしたり、公開されているなかでは国内最大の天体望遠鏡「なゆた」を使って星空観察をしたりする。
宿泊場所の関係で、先着15名。興味のある方は、ぜひご連絡下さい。
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