丹波市は晴れ。好条件のもと、赤銅色に変身する満月の様子を家族で楽しんだ。皆既の継続時間は1時間ほど、たっぷりあった。
月がちょっと欠けてきた。月食が始まった。望遠鏡で観ると、月の影の部分が赤くなっている。もうすぐ全体が赤銅色になりそう。
食の最大は、19時55分。赤い。ちょっと不気味な月。神秘的とも表現できる。月の明かりが消えたので、他の星がかなり見えてきた。望遠用で月のすぐ隣をみると、青い天王星が確認できた。
月の上にはペガスス座の大四辺形。さらに天上には春の大三角。月が暗いので天の川までくっきりと見える。娘と赤い星や青い星探しをして、望遠鏡で確認する遊びができた。
再び月が光り始め、だいぶ明るくなってきた。自分の影が見えるようになってきた。満月に戻ると、たくさんの夜空の星が消えて行った。
月食は、太陽-地球-月が並んだときに起こる。月に映る地球の影が丸いことから、地球は丸いことが分かった。
次の皆既月食は、2015年4月4日。継続時間はわずか12分。今回は、皆既日食をたっぷりと楽しむことができた。