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オルビス

男の二人旅 二日目その1

2014年9月21日 00:30

皆さんこんにちは!

さて、慣れない枕に何度も目が覚めて十分な睡眠がとれたとは思えない翌朝

ホテルのサービスで朝食のパンをいただいて出発!


43年前のメモリアルを訪ねる旅(笑)

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実はわしは高校を卒業後ある企業に就職し、その盆休みにバイクで日本縦断を試みた。

43年前だから舞鶴自動車道も北陸自動車道も無かった。もちろん家に電話も無かった(笑)

一日目は自宅から富山のユースホステルまで走って二日目は富山から松本そして飯田、豊橋と走る予定、3日目は豊橋、名古屋そして関ヶ原、京都と走って当時としてはかなりハードな走行距離やった。

それは2日目に起こった(笑)

R158号の安房峠は狭いわりに近隣には上高地や平湯、奥飛騨とか観光地が多く車の往来がすごかった。

その狭い峠の頂上にすり抜けすり抜けで上がった時に松電の定期バスの運転手から声を掛けられた。

「兄ちゃんすまんけど下から上がってくる車を止めるように案内人に言って来てくれないか。バイクやったら行けるやろ」

と言われて、確かにこんなに混んでたらにっちもさっちも行かんわと思ってたので

「わかった。言って来ます。」といきなり使命感に燃えて普段のスピードよりも速く車の間をすり抜けて走って下って行った。

もうすぐ峠も終わりやという所で車も切れてきたのでカーブも結構なスピードで走って行ったら突然車が上がってきてアッと思う間もなく横滑りをしながら車と正面衝突!

バイクと車の間に右足を挟まれて「あうっ!」車がバックしてくれて右足をついたら足首がグニャってなってこけた。

足が折れてるとわかった。

ここで叫ぶわし「上がる車を止めて下さい!」

止めてもらったかどうか記憶が定かでないがその後バスの停留所までおんぶしてもらい上高地から降りてくる満員のバスの一番前の席を空けてもらって右足が床につかないように手で持ったまま島島整形外科まで1時間の道のりを他の乗客の方から白い目で見られながら行きました(笑)

長い話になりましたがその病院と事故現場を訪れたかったのです。

そして島島について病院を探したらありました!

バスがここに止まってくれて先生と看護婦さんに肩を貸してもらってケンケンで上がった坂です。

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病院の建物もそのまま残っていました。現在は松本市の診療所になっていました。

中に入って看護婦さんに聞くと当時の方は誰もいらっしゃいませんとのこと、そらそうやね。

ここに3か月間入院していました。

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遠い地での入院生活は不安もありましたが周りの人に親切にしていただいて丹波に帰らんとこっちで生活したいと思ったりしました。



そんなんで炭酸せんべいをお土産に渡してお暇した。ああ~来ることが出来て良かった。

そして次は事故現場へ、安房峠を上がります。

おおっ多分ここや!

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こんな狭い道をバスや乗用車が対向するんやからね~。そら大変や。

と、わしの人生思い残すことが一つ減った(笑)



そして峠の頂上へ

前には穂高連峰が見えます。雪が積もっていたら最高やねんけど

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赤プリ君もようここまで走ってくれました。

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本当に素晴らしい景色です。写真では伝わりにくいですが、来て良かった。

そしてここからは・・・・・・・・・・・・・・

明日に続きます(^_^)/