3連休の初日、雨予報だ。
雨ができるだけ遅く降り始めるところをネットで調べる。
北よりも南の方が遅く降り始めるようだ。
「そうや!森林植物園から徳川道を歩いて摩耶山というのはどう?」
ということで、森林植物園へと向かう。
裏六甲ドライブウエイをあがり、西へ走る。
遅いたぬき車(制限速度よりもちょっと速いくらい)にしびれを切らしたスポーツタイプの車がレースのように抜いていく。
森林植物園には8時ちょっと過ぎに到着。
駐車場の方が9時からなので、少し待ってくださいと言われる。
入り口ではじゃまなので、ロータリーの空いたところへ移動する。
「8時半には入れますから、もう少し待ってくださいね。」
係りの方が親切なことばがうれしい。
同じように少年野球の子どもたちが入園を待っている。
グランドで練習をするらしい。
準備をして待っていると
「どうぞ。」と呼びに来てくださる。
駐車場に入り、早速出発。
長谷池にむかっていると、大きなカメラを持った人が歩いている。
「鳥ですか?」
「はい、このまえ、サンコウチョウがいたんです。コサメビタキもいますよ。コナラの水平の枝に巣を作るんです。」
といろいろ教えてくださる。
長谷池まで来ると
コウホネが咲き、
スイレンが満開!
ここで、鳥見の方と別れ、東門へ向かう。
谷に沿って歩いていく。
なかなかいい感じ(^^)
東門から園外へ出る。
ここから徳川道を歩く。
しばらく歩くと、堰堤工事で徳川道はこんな梯子の階段に。
荷物運搬のケーブルを動くので、安全確保のために出てきてくださる。
こんなところの堰堤工事は資材を運ぶだけでも大変そうだ。
徳川道は広く、参勤交代用に作られたというのがよくわかる。
これなら軽自動車なら走れそうだ。
平坦な道を歩いていると、トレイルランの人が追い抜いていく。
六甲は、トレーニングするにはよいところなんだろう。
この後、たくさんのトレランの人に出会う。
ここはナツツバキはないのかなぁ、と思いながら歩いていると、足元に花が落ちている。
その辺りは群生地で、大きなナツツバキの木がたくさんある。
「こんなに大きなナツツバキの群生はあまりないねぇ。」
徳川道と桜谷道の分岐まで来る。
「どっちへ行く?」
「桜谷を歩いて、帰りは穂高湖の方へ回るのはどう?」
ということで、桜谷道を歩く。
古い石段が残っている。
堰堤が多いので、工事の時に作られた石段だろうか。
徳川道は平たんだが、桜谷道は徐々に高度を上げていく。
「やっと山道らしくなった。」
ヤマアジサイもまだ残っている。
あじさい池を見て、車道に出る。
公園から1時間半ほどで掬星台に到着。
ロープーウエイの音が聞こえる、ここは都会の山だ。
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続きます(^^)/