三角点から最高点の山頂をめざす。
ガスが流れていく。
今日はこのまま晴れないままなのだろうか。
登山道沿いの満開のサラサドウダン。
これで花付きが、もうひとつとは!
ヤマツツジのオレンジ色がひときわ目立つ。
山頂には数人の登山者。
長居せず、すぐに下りていかれる。
父たぬきが無線で交信していると、単独の女性が話しかけてこられる。
開局しておられるが、あまり交信をされたことがないという。
CQに応答するといいですよ、とお話しすると、少し離れたところで早速交信されているようだ。
少しガスが晴れ、滝山への縦走路が少し見えるようになった。
双眼鏡で覗くと、三角点の方から20人近い団体がこちらへ向かってくる。
そろそろ下山にかかろう!
山頂から東へ歩く。
タニウツギのピンクがきれい!
タニと名が付きながら、山頂にあるんやねえ。
しばらく歩くと、IXWさんの声が無線機から聞こえる。
TQFさんと天児屋山だそうだ。
これから大通峠まで歩くという。
東に開けたところだが、駒の尾や後山は全く見えない。
こちらにも満開のサラサドウダン。
ほんとうにかわいい花だ。
岡山側へのAコースとの分岐。
ここで稜線を離れ、鳥取側の東仙コースを歩く。
サラサドウダンが二つの道を分けている。
草刈りの跡も新しい登山道を下りていく。
ミズナラが元気だ。
ナラ枯れになりませんよう・・・。
足元にギンリョウソウ。
今年初めて見るね。
ブナの森に変わってきた。
大きなブナのあいだを下りていく。
林道に出ると、作業の車が停まっている。
ミニパトも!
地域の行事に駐在さんも参加しているのだろう。
「そんな服装の人がいたわ。」と父たぬき。
東側から山頂にやってきた草刈の人たちの中にいた若い男性を思い出す。
林道を横切り、登山道へ。
痩せ尾根には、シャクナゲの木が多い。
急な階段を下りると林道の登山口である。
林道を歩き、駐車地まで戻る。
途中で追い抜いた無線の単独女性も」ほどなく到着。
鳥取の方で、コールサインを交換して帰路に着く。
帰りは、53号線を智頭の街まで走り、鳥取道で中国道へ。
駒の尾、沖ノ山への往復に走った道。
サラサドウダンの花の時期に間に合ってよかった、と話しながら丹波へと帰る。
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山行タイム
登山口 8:55~馬の背小屋9:35-9:40~三角点10:25~山頂10:40-11:45~東仙コース~登山口13:05