那岐山へ行こう!
コースは?
ドウダンツツジが見られる鳥取側からやね。
ということで、中国道を西進。
美作インターで下り、北へ走る。
奈義町から見上げる那岐山はどっしりと大きい。
今春、駒の尾山、沖ノ山、和気アルプスから眺めた那岐山の姿を思い出す。
国道53号黒尾トンネルと抜けると鳥取である。
下っていくと、那岐山登山口の大きな看板がある。
それに従って、因美線沿いの道を走る。
河津原の登山口へ着くと、数台の車と軽トラ2台。
空いたころに車を置き、登り始める。
往路は西仙コース。
「こんな看板あったっけ?」
帰って7
年前のレポートを見ると、その時にもあったようだ。
林道を歩いていると、何やら覚えのある臭い。
草刈り作業中である。
森林組合の人かなぁ。
あいさつをして通り過ぎる。
林道終点には車が2台。
「さっきの作業の人のかなぁ。」
しばらく歩くと、谷と尾根のコースに分れている。
前回は谷やったので、今回は尾根コースを歩こう。
けっこう急だ。
トクワカソウ(イワウチワ?)の葉がいっぱいある。
春にはたくさん花が咲いたかな。
痩せ尾根には鎖。
「あっ、しゃくなげ!」
シャクナゲとトクワカソウ、定番の組み合わせである。
鎖場を抜けて、平坦になったところで、男性二人が話している。
一人は登山口で先に出発した人だ。
もう一人は登山道の草刈りの人。
足元には、サラサドウダンの花が散っている。
「高い所へ行けば、まだ咲いているかも。」
傾斜が緩み、木の階段が出てくる。
もう少しで馬の背小屋。
小屋に着くと、たくさんの人が休憩中である。
地元の「那岐山を守る会」の人たちで、下で出会った人たちもそのメンバーのようだ。
ドウダンツツジの花の様子を尋ねると、今年は花付きが悪いという。
下の方は散り始めているが、「頂上の方は、まださいとりますわ。」
「よかったぁ!」
休憩をしている間に、草刈隊は出発れたので、我々も急いで後を追う。