多田ヶ岳の続きです(^^)/
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木陰のトラバース道を歩いていると、崩落地点を迂回するようになっていました。
かなり急な斜面なので、大雨のときに崩れたのでしょう。
その迂回路から登山道に戻った時に、下山する単独男性に出会いました。
妙楽寺にあった石川ナンバーの車の方です。
下山したら、お家へ戻られるとか。
多田が岳だけをめあてに石川から来られたのかなぁ。
イワカガミの花は終わり、花の少ない時期ですが、こんな花が癒してくれます。
久しぶりです。
トラバース道はまだまだ続きます。
緑が気持ちいい道です。
多田寺からのコースと合流すると、急な斜面をつづらおれに登っていきます。
2時間半ほどで山頂に到着。
南に百里ヶ岳や駒ケ岳、小栗などが見えます。
眼下には小浜の街とその向こう久須夜ヶ岳。
霞んでいなければ海の色がもっときれいなのにね。
先日登った、三重嶽も近いです。
山頂から踏み跡を辿って、石仏を見に行きました。
左は明治15年の銘があります。
苔むした右の方が古いのかな。
山頂に戻ってお昼ご飯を食べ終わった頃、トレイルランの男性が登ってこられました。
お話をすると、あちこちの大会に出ておられるようです。
多田寺の方へ下りられるという男性を残し先に下山しましたが、多田寺コースとの分岐で追いついてこられ、見送って来た道を戻ります。
復路は、右が谷側なので、往路の反対になります。
谷まで下りてくると、ジャケツイバラの黄色い花がそこだけ明るく目立ちました。
花はきれいなんだけどねえ・・・。
登山口にある小さな滝を眺めながら林道に出ました。
妙楽寺まで戻ると、山頂で出会ったトレランの方の車はすでになく、
「さすがに速いなあ。」
妙楽寺の本堂にお参りし、帰路に着きました。
妙楽寺は、山号が「岩屋山」で、行基が山中の岩窟に二十四面千手観音像を彫刻して安置し、本尊が岩窟中にあったので、この山号となったそうです。
「その岩窟はどこにあるのかなぁ・・・。」
小浜インターから舞鶴道に乗り、すぐ正面に見える多田ヶ岳。
他にもコースがあるようなので、機会があれば行ってみたいと思います。