桜峠には環境センターがあり、次々にごみを積んだ車が入ってくる。
ここから国道367を北へ歩いて保坂(ほうさか)へ。
保坂から水坂(みさか)峠に置いた車に戻る。
1時間ほどの車道歩きは長いなあ、と思いながら路肩を歩く。
その路肩も狭くなり、スピードを出して通り過ぎる車におどおどしながら歩く。
おや、あれは!
ニリンソウ、イチリンソウ、イカリソウ、キケマン、ムラサキケマン、ヤマエンゴサク、エンレイソウ、それにザゼンソウの葉っぱも・・・。
道が狭いことも車道歩きのこともすっかり忘れ、目は道路わきの草むらばかり。
かわいいお花も多いけど、ごみもいっぱい!
ほんまにひどいものだ。
花たちをさがしながら歩いていたら、いつの間にか、保坂の集落まで来ていた。
保坂で水坂峠への道に入る。
静かな村だ。
蛇谷が峰や武奈ヶ岳へ行くときに、この367号線を走っているようだが、歩くのと車で走るのとでは全く印象が違う。
保坂からしばらくあるくと、金毘羅神社と庚申塚の案内板があるので寄ってみる。
川の方へ下りていくと石の鳥居がある。
小さめの祠がその奥に見える。
灯篭には、は若狭小浜の商人の銘があり、若狭と京都や今津を結ぶ街道であったことを物語る。
その少し上流には庚申塚があった。
旅人が休む腰かけ石も残っている。
庚申塚からすぐのところが登山口で、たジムちゃんが待っていた。
朝あった福井ナンバーの車はない。
山の装備を解き、帰路に着く。
二の谷山、思いがけず満開のシャクナゲに出会えた。
今日もいい山歩きができたね。
熊川宿近くのCafeで休み、家路を急ぐ。
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これで終わりです。