丹波市立進修小学校で開催された、丹波市教育委員会指定「たんば学力向上プロジェクト事業」研究発表会に参加した。
公開授業は、1年生から6年生までのすべての学級で行われた。どの学級でも、つかむ:課題をとらえる、考える:自立解決、深める:考えを出し合う、まとめる:まとめ、確かめる:練習問題・ふり返り、という学習パターンが定着していた。特に、練習問題に多くの時間を配分されていた。
ノート指導も見事だった。5年生算数「分数」では、1時間でノート見開き2ページを書き上げていた。日付、授業のねらい、例題の解き方、わかったこと、練習問題などがきれいにまとめてあった。
研究発表で参考になったのは、「学びの姿勢チェックリスト」。学習規律が「準備」「話す」「聞く」「書く」「その他」の4項目20点に整理されていた。内容はどれも当たり前のことだけど、どの教師も児童も明確な規準が用意されることで、それに向かって努力できていると感じた。
講演は京都産業大学の西川信廣先生。「つながりの中で育てる子どもの学力」という話を聞いた。