キーウイの棚のそばに花梨の木があります。
もうずいぶん前に親戚からいただいた木です。
樹高は高いですが、あまり実が生りません。
なっても落ちてしまいます。
葉陰で恥ずかしそうにしているのが見えますか?
やまあそさんの案内で「
うちおく」へ歩いた時、登りはじめたところに、小倉屋敷跡があり、そこにたくさんの花梨が植えてありました。
木の下には花梨が落ちていて、拾って帰って花梨酒などにしました。
小倉屋敷跡は、その地で製糸工場を営んでいた小倉家の豪邸の跡です。
そこでたくさんの女工さんが働いていたのでしょうね。
製糸工場では咳が出たり胸の病になったりしやすいので、花梨を植えていたのだろうということです。
花梨は咳止めや喉に効きますから。
花梨を見ると、その屋敷跡のことを思い出します。
また訪ねてみたいなと思います。
尚、うちおくは銅山という山名になっているようです。