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続 岩屋山清水寺をたずねて・・・カザシ・延命寺山(如意山)へ

2013年4月23日 05:56
石垣の間に残る石段を上ると長い平坦地が現れる。

IMG_2053(1).jpg
何に使ったのか四角く削った石。

そして・・・
IMG_2055(1).jpg
石仏!
お地蔵さまが谷を向いて立っている。
他のものは村におろされたのに、一人さびしくたっている。
「これは重いからおろせなかったんやなあ。」
やまあそさんは早速丁寧に調べている。
享保三年の銘がある。


IMG_2058(1).jpg
石仏の向うにはさらに広いところが見える。

勇んで行ってみると、大きな岩窟。
中に何かないかと覗いてみたが、
「コウモリの糞が落ちてるわ。」

氷上郡誌には、
岩屋山の中腹にあり、元弘建武の頃、僧雲曉の開く所なり、観音堂あり、馬頭観音、毘沙門天、開山雲曉木造を安置す、之を東堂と稱す、その西に不動堂あり、不動明王、金剛童子、勢以多賀童子を祀る、以上を合して六所権現と稱す、堂後より清水湧出す、旱天の節、村民の雨乞をなす處なり、・・・中略・・・其の途甚だ急にして恰も絶壁を攀ずるが如し、周囲一尺八寸の大杉、あり古来岩屋村に対して西岩屋と稱し、善男善女の帰依浅からざりしといふ。」
とある。

つまり、この岩窟が岩屋と呼ばれ、岩屋山の名称もここから来ているのかもしれない。
昔は清水が湧き出ていたのだ。

また、お堂が西と東にあり、そこには数体の像が!
それらはここに残るお地蔵さまを残し、登る前に見た神社の中にあるのだ。

やまあそさんは岩屋の上の方を見上げ、
「あそこにも何かありそうな気がする。」としきりに気にしている。

杉林の中にひっそりと残る寺跡。
先日から登山者が二組やってきて
「えらいにぎやかやなあ。」とお地蔵さまは苦笑しているかも。

もう一度、石仏を調べるやまあそさん。

彼のさらに詳しいレポートに期待したい。

寺跡から東の尾根に薄い踏み跡があるので、それを辿り尾根に出る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
続きます(^^)/