平成8年3月11日　柏原町広報には

ひょうご21世紀交通ビジョン
JR福知山線
篠山口駅から福知山駅まで
複線化2030年目標長期策定

2010年まで中期事業として
篠山口駅から柏原駅まで
複線化すると位置づけられていました

平成8年12月19日に

複線化を実現させるため
丹波のある有力者が
独自で調査を進められ

現行ルートのままでは
複線化は困難であり

どのルートであれば実現可能なのか

JRなどの専門家の方々から
意見を求め実現可能なルートの
計画図案を描かれていました

それは川城渓谷の難所を避け
現行ルートに近いところをぬけ
上滝駅を新設して

谷川駅から奥野々トンネルをぬける
柏原駅への現行ルートを廃止し

加古川線は谷川駅から
下滝駅、新上滝駅へ引継ぎ
（下滝駅の廃止も視野に）

丹波大山駅以北の
新上滝駅、柏原駅へと以北を
複線化するというような案でした

それを知らされた山南町から
現行ルートでという反発が
でてきていたようですが

複線化にどれだけ事業費が必要なのか
わからないままでは
実現へ向けての話が進まない

まず複線化を実現させるための
計画ルート案を
立てなければならないと

以北の丹波市などが予算化して
計画案を立てるよう求め
続けてこられていました

しかし未だ複線化のための
計画ルートすら決まらず

2010年までに柏原駅までの
複線化はまったく動かないまま

2012年も終わり硬直が続いているようです


現行の単線のままで維持できるなら
川城渓谷をのんびり列車で眺める
風景を残していたいですが

川城渓谷の線路が廃線となっても
観光などのために人が通行できるよう
維持できるならまだ






安心安全の防災まちづくりを
丹波の発展を掲げておられる

兵庫県知事、県会議員
国会議員、丹波両市長
市議会議員のみなさん

現行のルートは老朽化によって
長くもたない危険性が高まっていると
懸念する声もJR関係者などから
でていたのではなかったでしょうか

山肌の崩壊などを起こしてきている
篠山口駅以北の現行ルート

JR福知山線

丹波の複線化にいったいどれくらい
事業費がかかるのか？

現行ルートを維持し安全運行できるのか
新ルートか複線化で安全を確保するのか

震度6強の地震や深層崩壊などの
災害が起こることに対する

福知山線の安全性について
しっかり点検や検証はされているのか

政治、行政当局のみなさんも
それらを充分確認されているのでしょうか？

老朽化などに問題なければいいですが


丹波の未来へ福知山線をどうするのか
以北の複線化はやるべきなのか

複線化に向け乗車しましょうと
キャンペーンをやっている場合ではなくて

その見通しを先延ばしすることなく
はっきりさせておくべき時はもう
すでに過ぎているのでは

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