平成24年12月4日　神戸新聞に

丹波市が観光をPRするため
大型ディスプレー1040万円購入という
記事がでていました

大きな画面があれば
便利で丹波もよく映るんでしょうが

丹波の限りある予算の使い方から
疑問と情けなさが沸いてきます

丹波竜の発掘現場では

遊歩道を新たに新設するとか
等身大のモニュメントを造るとか
下滝駅舎を恐竜にするとか

意見や計画がでているようですが

これまでにも新しい看板設置や
遊歩道、新規の建物などを
どんどん増やされてきていますが

これらをまた造るのはどうしても
必要なものだと感じないんです

それはその影で
私達の誇る丹波の先人達が
積み上げてきてくださった
昔ながらの大切な故郷の風景が
年々消えてゆくから

それを象徴する一つがこの風景です






この風景に出会ったときの感動は
今もずっと胸に刻まれています

いつまでも残しておきたい
丹波の顔とも言うべき
伝えたい素晴しい風景ですが

古い土壁の農庫や民家が
適切に維持管理されず
消えようとしています

民家の前を流れる川沿いの草も
ご覧のとおり伸びすぎていて
適切に管理できていないようです

丹波の遺産として
残すべき風景はどこになるのか

丹波の風景の素晴しさを
しっかり第一に認識していなければ

丹波の魅力の核となるものを
このままでは失い続ける

新しいものを増やすことよりも
古いものを残す丹波のその心を
ずっと磨いていられるように

この丹波を代表する風景を
消すことなく引き継いでゆく

この誇りを見失わない
たんばの人達でなければ

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