土曜日は、若狭の山へ行ってきました。
舞鶴道、小浜ICまで走り、遠敷川沿いに
上根来(かみねごり)へ。
途中には、お水送りの鵜の瀬があります。
鵜の瀬の水は、
百里ヶ岳を水源とし、清らかな水が流れていました。
上根来は、遠敷川最奥の村。
初めてここに来たときには、お住まいのお家が数件ありましたが、一昨年、
小栗へ登った時には、住まわれている様子がみえませんでした。
お宮さんの剪定には来られていましたが・・・。
いつもと同じようにお墓のそばに車をとめさせてもらいます。
すぐそばに、看板が立っていました。
前回歩いた
小栗へのコースも地図に載っています。
桜谷山は、てんぐの峰と呼ぶらしいです。
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準備を済ませ、さあ出発!
木地山峠の登山口を横目で見ながら、お寺へ向かう。
前回と同じく、お寺の裏手から尾根に取り付く。
自然林の尾根を登っていくと、約1時間で
小栗から桜谷山にのびる尾根にでた。
「ええなあ。」
「いいとこやねえ。」と何度も何度もつぶやきながら歩く。
しかし、以前と雰囲気がちょっと違う。
こんなロープが所々にぶら下がっている。
長くひらひらとしたPPロープは、山の雰囲気を変えてしまう。
動くものが!と目を凝らすと、たくさんのおさるさんが栗の実を食べている。
木に登っているのもある。
我々の気配を感じ、ちょっと離れたところで再び食事タイム。
登り始めて1時間15分ほどで
小栗(722.9m)に到着。
平らな山頂に三角点が静かに座っている。
「展望はないけど、ここはほんまにええとこやねえ。」
今は亡き、Yさんが好んで歩いたところでもある。
ゆっくりとしたいが、先が長いので、おやつを食べ出発する。
ブナの尾根を桜谷山へ向かう。
「ほんまにええとこやなあ。」
足元を見ると、たくさんの栗のイガ。
おさるさんの食糧になっているようだ。
今年は豊作で、森の動物たちも喜んでいることだろう。
小栗への稜線にも栗の木がたくさんあったが、この小さな栗から
小栗と名がついたのかしら?(^^)
小栗から45分ほどで桜谷山(てんぐの峰)に着く。
滋賀側の展望がよく蛇谷が峰や比良武奈ヶ岳が近くに見える。
遠くには、鈴鹿の山々や伊吹山。
これから向かう
百里ヶ岳もおおきなシルエットを見せている。
桜谷山の稜線を北にたどると若狭駒ケ岳である。
一昨年、途中まで歩いているので、次は桜谷山と駒ケ岳をつないでみたいね。
「かすんでいるのが残念やけど、これくらい見えたらよしとしよう!」
小腹がすいたので、小さなアンパンを食べる。
こんな景色を見ながらのおやつタイムはほんまに贅沢!
さてここからは、高島トレイルと言われる滋賀・福井県境の尾根を歩いて
百里ヶ岳へ向かう。
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続きは、その2にて(^^)/