・・・その1からの続きです・・・
林道を10分ほど歩くと、
こんな標識のあるところへ出る。
谷ぞいに歩くようだ。
取りつきは道がなく歩きにくい。
が、こんないい道が続いている。
これが自然歩道だろう。
しかし、炭焼き窯あとを過ぎると、道が途切れ、傾斜がきつくなる。
苔むした岩が多い谷の源頭付近。
稜線が近いようだが、ササが行く手を遮る。
植林の尾根に逃げて藪をかき分け登っていく。
展望の開けたところから駒の尾山がはるか遠くに見える。
我々が取りついた林道の標識は、「林道をさらに進むと登山口」というものだった。
つまり、我々が来た方向へ標識の矢印はさしているのである。
普段、どんなところでも歩いているので、少しでも踏み跡があると歩ける、と思ってしまうのだ。
しっかりした登山道ばかり歩いている人なら、絶対にあの標識からは入らないだろうな。
今回は、地図も兵庫側のもので、岡山側は切れている。
駒の旺山荘から2時間ほどで、駒の尾山から後山の稜線に出る。
出たところは、舟木山の少し西のようだ。
舟木山へは行かず、駒の尾山に向かう。
こまちゃんは、先に行ったかと思うと、笹薮の中から出てきたり、後ろから追いついたり・・・。
稜線へ出るまでは、我々のことが心配なのか、ときどき立ち止ってこちらを見ていたが、稜線へ出て安心したのか、自分の行きたいところを走り回っている。
休憩して、おやつを食べる。
こまちゃんにもちょっとおすそ分け。
鍋ヶ谷山付近から後山を眺める。
南の方はいいお天気のようだが、頭上は雲が低く垂れこめている。
雨が来るのだろうか。
・・・その3へ続きます・・・