県道77号線、JR福知山線、篠山川が
三本ともなって流れる

丹波の絶景再生箇所の状況を
視察しながら

県道77号線を通り
丹波市山南町の山南の川城公園を超えて
篠山市大山下の方へと進みます

（川代を昔の川城で表記しています）

次の写真は、県道77号線から眺めた
篠山川の桜の状況

この桜はまだなんとか
美しい樹形を保っていますが

適切な管理が行き届かず
無残な姿で枯れゆく
桜が増え続けています

この写真の桜の根元付近は
やや下刈はされていますが
まだまだ乱雑な様子で笹や蔓などが
まとわりつき残っています

根元をもっと丁寧にしっかり
美しくなるようにしなければ

丹波市山南町阿草







県道77号線から篠山川を見下ろすと
笹や蔓が生い茂り広がっている






県道77号線から見えるはずの
JR福知山線、篠山川も

下刈りが不充分であるため
絶景が見通せない
眺望箇所も増えています

丹波市山南町阿草と
篠山市大山下との市境






下草、低木が少ない
見通しのいい眺望箇所

写真の真ん中より左に見えている
桜の木々があるのが

篠山市大山下にある
篠山の川城公園







公園脇の桜の下刈りも乱雑で
美しさを魅せる配慮が欠けています






苔などにも覆われて
桜の手入れができていないため
朽ち果てさせてしまっている






次は篠山の川城公園内の写真

柵の向こう側にある
JR福知山線、篠山川への眺望が
ここも下刈りが不充分なために
消えてしまっています

柵の向こうに見える
笹や蔓などのかたまりを取り除けば
あるべき眺望がよみがえります





こちらも同じ公園内の写真

美しくない眺望の邪魔になる
笹の下刈り、低木などの伐採剪定を
刈りすぎない必要最低限で
景色の流れをつくれるように

桜の木の根元を踏まないように
配慮する工夫も必要では






篠山の川城公園から県道77号線で
さらに篠山川の上流へと進む

県道77号線　退避所　付近から

JR福知山線の第二橋梁の上を走る
列車を近くで見られるダイナミックな
絶景の眺望箇所ですが

桜の根元の下刈りがここも不充分で
写真の右にある第二橋梁が伺えず
眺望が消えている






第二橋梁から篠山川下流に見える
絶景箇所も下刈りが不充分

桜の手入れも苔などに覆われ
蔓が幹や枝に巻きついている






ここは是非とも魅せたい絶景箇所ですが
下刈りがやはり不充分であり

近づいてみても、写真左下に広がる
巨岩の絶景がまったく伺えない
最悪の状況






上流側の第二橋梁も見えない
写真の左にある桜の横に第二橋梁が





次は第二橋梁から第一橋梁へと進む
JR福知山線と県道77号線が
真横で並行する区間

写真右のトンネルが見えるのが
第二橋梁側　篠山川下流

線路から写真左に向かってきて
第一橋梁側へと続きます

JRが管理する道が新しく
コンクリートで敷かれていて

その工事とともに通路をとるための
下刈りをされていますが






この新設通路の下刈りも不充分で

桜も数本ありますが
蔓などで覆われています

無残に枯れた桜と眺望の悪さ

ここが丹波の絶景を象徴する所と
伝えられない

第二橋梁側から第一橋梁方面を見た写真






第二橋梁の絶景箇所も
桜や木々に蔓などが絡みつく様子が
痛々しいところです

この下に広がる絶対見せたい
迫力の絶景も伺えない状況






列車が走ったらどうかな
第二橋梁に列車が走る絶景を






第二橋梁から下流側を見る
県道77号線の退避所に向かって咲く
最重要絶景箇所の桜並木道が
こんな状況ですいません

必要最低限にとどめる剪定で
桜の美しい樹形を、枝ぶりを
魅せたいところです






この桜並木をどう魅せるか
桜をこのまま見捨てることはできない






第一橋梁のある上流側へ進む

第一橋梁と県道77号線
ここも県道77号線沿いの下刈りが






やや気になる
下刈りを丁寧にうまくできれば
もっと魅せられる列車の走る
絶景箇所になるでしょう






第一橋梁付近の絶景箇所で
眺望が開けているところ

ここも写真右上に列車が走る
ポイントの一つ






第一橋梁付近の
下刈りが不充分な眺望箇所

美しくない乱雑すぎる下草や低木を
丁寧に見分けて取り除けば






眺望の邪魔をするものを






第一橋梁から篠山市清掃センターまで進む

県道77号線から篠山川をまたぐ
川代橋の上から上流側を見る

写真右上にはJR福知山線の列車が走る
写真左上には県道77号線
写真左下には笹や蔓の大繁殖が

篠山川の上、高い位置からだと
笹や蔓は眺望の問題にはなりませんが






川代橋から下流側を見る
写真左下に列車が走り、
写真右上には県道77号線

県道77号線沿いの篠山川の
樹形の美しい木々を桜を
しっかり意識し大事に守れているか






この県道77号線の桜が
植えられてきた場所に立つと

先人達が魅せたかった
場所であるということがよくわかります

この丹波の絶景再生の道は

その先人達が伝えたかった目線を

今の私達がいかに
どんな姿で形で引き継いでゆくのか
そこが力のみせどころです

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