兵庫県の広報誌　（新聞折込）

県民だより　ひょうご
平成24年3月号　丹波版　から

丹波県民局では、

丹波地域社会基盤整備プログラム
平成20年12月に改訂を基に、

道路、河川、砂防、ダムなどの
整備を行っています。

元気で美しい「たんば」　を
創る、守る、育てることを目標に、

安全で安心な生活環境の創造と
活発な連携、交流を促進する

交通基盤の整備について
重点的に取り組んでいます。

と、掲げられています。


丹波の森公苑の砂防ダム
小さな谷の小川の上に造られた
山肌を閉ざす大きな壁

丹波の森宣言をする
丹波の象徴となるべき森が






丹波の風景をコンクリートで
次々固めてゆきながら

上記の兵庫県の広報誌にある
丹波の目標のように

「美しいたんばを創る、守る、育てる」　と、

私はそんなことを誇りとして、
言いたくはありません
伝えたくもありません

この丹波から日本の姿勢を

ほんとうに誇れるよう
丹波の森宣言から変えませんか？

生き生きと輝きを放つ、
山や川の姿とはどんなものなのか？

山や川と触れ合い愛着が沸いてくる
心と体に安らぎを感じさせてくれる
そこにずっと佇んでいたくなる

森、川、海へとつながる
その森から流れ出るものが
豊かな川、海の素になるという声


毎年、全国各地で起こる大規模な
山林崩壊と河川氾濫の原因は、

戦後に植えた針葉樹の放置林

そしてナラ枯れによる
広葉樹の減少も今後さらに被害を
大きくする原因になるでしょう

一箇所だけで多額の費用を要する
自然を壊す砂防、治山ダムではなく

山肌の自然の保土力を高め
災害に強い山や川にすることが
最優先されるべきという
声が広がってきています


丹波に次々と造られてきた
コンクリートのダムと川

川代ダムに貯まる濁った水が
丹波の誇りだった絶景
篠山川　川代渓谷へと流され

薄汚れ輝きを失った丹波の絶景に
成り下がってしまっている

今もまだ、安心安全のためと、
予算をとってくるために、
まだまだ必要とする砂防、治山ダム

丹波はほんとうに誇れる
美しい風景が人々の心と共に
残されていると言いたい伝えたい

大震災を受けて、
私達は何か捨て去ってきたものを
原点から考え直す、取り戻す、
きっかけにもなりました

兵庫県　丹波県民局、
丹波市、篠山市、政治家の皆さん

ほんとうに美しい丹波を守る
力に顔に人になってください

変換点であることに気づいてください

いや、気づいてはおられるが
変えようとされないだけなのでは？

たんばの人々の
たんばへ訪れる人々のほんとうに望む

笑顔が風景が流れるまで、変わるまで、
私は訴え続けます

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